千葉県議会県土整備常任委員会にて「千葉北西連絡道路」について質疑

我孫子市選出・千葉県議会議員の水野ゆうきです。

 

本日の午前は「あびこ思いやりを広める会」幹事会。

幹事を務める今井県議と椎名市議とともに出席をいたしました。

こうした会合等も年内最後というものが多くなってきました。

 

先週1週間の主な活動は公式HPに更新をしております。

 

 

 

さて、12月16日に開催されました千葉県議会県土整備常任委員会の私の質疑をお伝えいたします。

 

 

所属する県土整備常任委員会にて、今回は『千葉北西連絡道路』について質疑を行いました。

 

『千葉北西連絡道路』については、昨年11月に千葉県、柏市、我孫子市、印西市、野田市主催で『地域のポテンシャルを引き出す千葉県北西部の新たな道路』シンポジウムが開催されるなど(私も出席しました)、千葉県北西地域における交通状況やポテンシャル等が確認され、住民の間でも様々な声があがってくるようになりました。

 

 

今定例会にて質疑をするきっかけとなったのも、知事がかわり、知事の選挙公約にも明記をされていたことから、地元住民の方々から今後のビジョンを県に明確に質してもらいたい、というご要望をいただき、更に調査研究に取り掛かりました。

県民の皆様にわかりやすく説明していきたいと思います。

 

 

【要点】

●千葉県北西地域は経済活動が活発な地域

●千葉北西地域を南北に連絡する唯一の幹線道路は国道16号

●国道16号沿線には大型物流施設の立地が相次いでおり、セブンパークアリオ柏やららぽーと柏の葉など商業施設も多く立地

●国道16号では慢性的な交通混雑が発生

 ※交通量(全車)は約42,000台~50,000台で交通容量超過

●広域的な幹線道路ネットワークの密度が首都圏の他の地域と比べて低いため、地域の魅力が十分に発揮できていない

 

 

千葉県では「千葉県広域道路交通ビジョン・千葉県広域道路計画」を策定し、その中で「千葉北西連絡道路」を核都市広域幹線道路の機能を兼ね備えた高規格道路とし、早期具現化を図るとともに千葉北西連絡道路延伸を「構想路線」に位置付けており、今後の展開が気になるところです。

 

水野質問:

国道16号の特に柏市周辺における慢性的な渋滞は地域の経済活動や日常生活に支障をきたしている。現在の国道16号の柏市周辺における渋滞状況はどうなっているか?

 

千葉県答弁:

国道16号は、県北西部を南北に縦断する唯一の幹線道路であり、沿線に商業施設等が連立する柏市周辺では、交通集中により、混雑が発生している。

特に、国道6号と交差する呼塚交差点を先頭とした交通渋滞については、千葉方面に向かう外回りでは、十余二工業団地入口交差点付近まで、野田方面に向かう内回りでは、大島田交差点付近までの区間において、慢性化している状況。

 

水野質問:

まさに答弁にあった箇所の渋滞は地元住民も実感している。分散する幹線道路ネットワーク密度が低いために混雑の解消ができていない。また、企誘誘致や雇用創出の面なども含めて、地域活性化のために千葉北西連絡道路の実現に地元住民も期待をしている。千葉北西連絡道路の検討状況はどうなっているのか。

 

千葉県答弁:

千葉北西連絡道路については、国・県・沿線市などで構成する「千葉北西連絡道路検討会」において、現在、野田市から印西市間の概略ルート・構造の検討に向けた道路計画の基本方針の策定を目指し、検討が進められているところ。

県としては、早期に計画の具体化が図られるよう、引き続き、沿線市とともに国に協力していきたい。

 

水野要望:

シンポジウムや展示パネルも開催し、認知度が高まってきており、どのような道路が今後出来ていくのか、何を目的としているのかなど、住民も大変注目している。

国と連携し、また、市町村と連携しながら千葉県に住民への周知、広報に取り組んでいただきたいということを要望する。

 

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本日、会合前にアビシルベで展示されている千葉県立我孫子東高校図書委員会の生徒さんが製作したつまようじアートを見に行ってきましたニコニコ
作家 石村嘉成さんの作品「サバイバルアニマル」を5㎜角に1本づつ、272,580本のつまようじを使用して再現した大作。
繊細な作業による迫力満点の作品でした‼️

 

 

是非、皆様も足を運んでみてくださいクローバー