我孫子市選出・千葉県議会議員の水野ゆうきです!
今日は、第4回和田豊旗争奪少年野球大会閉会式へ行ってまいりました
我孫子市と松戸市で野球人生の礎を築いた阪神タイガースの和田豊さんは、いつも野球少年たちにエールを送っています。
和田さんからは『基本』がいかに大切であるか、ということをお話しされました。プロ野球を見ているとどうしても派手なプレーに目がいきがちであるが、その華やかなプレーの裏には基礎を大切にした相当な練習量がある、と。
まさに仰る通りです。結果は地道に頑張った人についてくる、と私はいつも思っています。そして、その頑張りを見ている人が必ずいます。
私も挨拶ではまず今日まで勝ち上がってこられたチームの選手みなさんにお祝い申し上げ、野球場を出ても選手の皆さんが街中で私に会うと、礼儀正しく試合の結果を報告してくれたり、挨拶を大きな声でしてくれたり、と野球を通して社会人になって重要な要素である『基本』がとてもしっかりしていて頼もしい、ということをお話しさせていただきました。
出場されたすべてのチームのすべての選手の皆様、お疲れ様でした
和田豊さんが一人一人にメダルを首にかけられました。
そして、本日はもう一つ大きなニュース!
実は、以前より複数の保護者の方々より『少年野球場にAEDを設置することはできませんか?』というご相談を受けておりました。
こちらの少年野球場は土地は千葉県、借りているのは我孫子市、となっておりまして、私から千葉県、我孫子市と相談した結果、今回は我孫子市がAEDを設置するということになりました。
すぐにご対応してくださった青木副市長をはじめ我孫子市のご協力に心から感謝を申し上げます!
ということで、本日は閉会式の後にAED(心臓救命装置)引き渡しが行われました。
千葉県では平成28年に『千葉県AEDの使用及び心肺蘇生法の実施の促進に関する条例』が議員発議によって制定をされておりまして、この条例は、誰もがためらうことなく心肺蘇生法の実施及びAEDの使用ができる環境を整備し、一人でも多くの方の命を救うことを目的としております。
更に千葉県はこの条例に基づき「千葉県AED等普及促進計画」を策定しております。
以前、大阪での野球大会においてボールが左胸の心臓に直撃をし、倒れた選手の危機的な状況を救ったのは卒業生が寄贈したAEDと観客席にいた人工呼吸・心臓マッサージを行える専門家だったという事例がありました。
懸命な心肺蘇生法とたった1回のAEDによる電気ショックにより、その選手の心臓は再び鼓動を開始したということです。
スポーツを行う場所では心停止が起こるリスクを理解して、万全の体制を整えることが大切です。
千葉県の条例はAEDを使って救助活動した市民が万一、うまく救助できずに責任を問われた場合、訴訟費用を貸し付ける規定を盛り込んでいるのが特徴です。
千葉県では心肺停止状態で発見された約千人のうち、一般市民がAEDを使ったケースは一桁にとどまっています。
しかし、利用の有無で生存率には大幅な差が生じています。
AEDで救われる命があります。
善意で動いた人を千葉県が支援する体制が確保されています。
誰もがすぐにAEDを使用できるためにもAEDの設置情報は非常に重要です。我孫子市少年野球場にAEDが設置されていることを是非、皆様には頭の片隅にでも覚えておいていただければと思います!