手賀沼に繁茂する外来水生植物駆除作業視察アテンド

我孫子市選出・千葉県議会議員の水野ゆうきです。

 

本日は特定外来生物のナガエツルノゲイトウが新利根川や霞ケ浦など茨城県でも生息域を広げていることから、茨城県議会議員・坂本りゅうじ県議を中心に茨城県環境政策課職員、龍ヶ崎市議会議員、稲敷市議会議員、河内町議会議員、美浦村議会議員の皆様手賀沼における外来水生植物対策の駆除現場の視察をアテンドさせていただきました。

 

 

ご案内にご協力いただきました千葉県環境生活部の職員の皆様、いであ株式会社の皆様、地元の皆様、誠にありがとうございました。

 

 

絨毯のように手賀沼に繁茂しているナガエツルノゲイトウとオオバナミズキンバイ。

 

 

 

実際にハーベスターと人力で刈り取りする現場をみていただきました。

 

 

 

一片の切れ茎からも繁茂する外来水生植物なので、人力での手作業の駆除も大変重要です。

 

 

刈り取った水草を船に乗せ、運搬して桟橋にもっていきます。

 

 

刈り取った水草を桟橋の上に引き上げます。

 

 

引き上げた水草を保管場所に移動し、焼却まで乾燥させます。

 

 

茨城県ではまだ本格的な駆除を行っていないとのことでしたが、一連の流れをイメージしていただけたかと思います。

千葉県では計画的に駆除をしていることや市民団体のご協力を得ていることなどもお話しさせていただきました。千葉県の取り組みが茨城県でも参考になれば幸いです。

 

 

千葉県においては、熊谷知事が手賀沼に実際に視察に来られ、ご理解のもと一刻も早い駆除のために予算を倍増して取り組んでいますが、全国的に広がりつつある外来水生植物を自治体単独で延々と駆除していくには財政的にも厳しいものがあります。

 

この猛暑の中、作業されていた皆様、本当に頭がさがります。さすがに時間をずらすなどといった工夫をしながら駆除作業してくださっているとのことですが、熱中症にはくれぐれもご留意していただきたいです。

 

この視察を終えて、県庁にて9月議会の勉強会への向かい、改めて本日の現場を確認した上で、担当課と協議しました。

 

横の繋がりで情報交換等も積極的に行いながら、本来あるべき姿を取り戻すために全力で取り組みます。