我孫子市選出・千葉県議会議員の水野ゆうきです。
昨日、熊谷知事への来年度当初予算編成の要望を終えたあと、午後1時から本会議。
本会議開始早々、第50回衆議院議員総選挙及び最高裁判所裁判官国民審査に係る予算措置として35億円(全額国費)の補正予算案が追加提案されました。
内訳は以下の通り。
所属する総務防災常任委員会に付託され、審議・可決後、議会運営委員会、本会議へ。
知事から提案されました補正予算含む議案はすべて可決されました。
まずは請願につきまして。
私・水野ゆうきは以下、2件の紹介議員となっています。
●政務活動費の情報公開推進に関することについて
https://www.pref.chiba.lg.jp/gikai/giji/gaiyou/r6/r6-9-teirei/documents/seigan36gou.pdf
1.議員及び会派は議長に対し領収書の写しではなく原本を提出すること。
2.議員及び会派は活動報告書を作成し議長に提出し、公開すること。
3.領収書、会計帳簿、活動報告書、視察報告書をネットに公開すること。
我が会派「千葉新政策議員団」では上記、両方とも推進しており、政務活動費については私も1期目の時から公開を求めている立場ですが、自民党等の反対(今議会では自民党は継続という判断)により進んでおりません。
現状は、千葉県庁まで足を運ばないと閲覧することができません。引き続き、会派としても議会改革の一環として公開という立場で動きます。
●教員の未配置を完全に解消するための抜本的な対策を求めることについて
https://www.pref.chiba.lg.jp/gikai/giji/gaiyou/r6/r6-9-teirei/documents/seigan37gou.pdf
1.文部科学省が認めている産休・育休の先読み加配を確実に活用して、年度初めからの産育休の未配置をなくすこと。
2.県費採用枠で年度初めから、教員を確保し未配置に対応すること。
3.小学校で1学級の人数を36人以上にしないこと。
4.特別支援学校の未配置を解消するための特別な措置を講じること。
こちらも残念ながら否決。
次に発議案についてです。
今議会で21件提出され、可決されたのは以下の1件のみ。
〇慢性閉塞性肺疾患(COPD)の潜在的な患者に対する適切な対応を求める意見書について
我が会派『千葉新政策議員団』として、可決すべきとしましたが、残念ながら否決されたのは以下の通りです。
●自民党派閥裏金問題の真相の徹底解明と実効性ある再発防止策の確立を求める意見書について
●中華人民共和国深圳市での日本人児童刺殺事件を受け、中国政府への毅然たる対応を求める意見書について
●学校給食費の無償化を求める意見書について
●相次ぐ米軍構成員等による女性への性的暴行事件の再発防止、及び関係自治体への迅速な情報共有の徹底を求める意見書について
●PFASに関し、自衛隊基地・駐屯地への立入り調査を全面的に認め、また暫定目標値の位置付けから水質基準へと格上げすることを求める意見書について
●国主導による有機フッ素化合物(PFAS)対策の早期実施を求める意見書について
特に「中華人民共和国深圳市での日本人児童刺殺事件を受け、中国政府への毅然たる対応を求める意見書について」は「有志の会」の折本議員と我が会派の松戸議員、田沼議員が提出者となり、折本議員が趣旨説明を行いました。
提出者の「有志の会」及び「千葉新政策議員団」、「国民民主党」、「市民力」、「平和の党」が賛成しました。
我々はひとつひとつ請願等についても請願者からヒアリング等を行い、自分たちでも調査・研究しています。
来年、千葉県では県知事選を控えていることから、スケジュールが前倒しとなり、12月定例県議会が来月の11月15日から開会となるため、既に12月定例県議会に向けた我が会派の勉強会を開始しています。