高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の発生について【千葉県香取市】

香取市の農場で飼養されている採卵鶏について、本日午前8時に高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜であることが確認され、殺処分の作業に入るとの報告が県よりありました。

※疑似患畜とは:家畜伝染病予防法において、患畜となるおそれがある家畜のことで、確定した場合、殺処分などの防疫措置を講じることとなります。
 

●概要
所在地:香取市
飼育状況:採卵鶏 約38,000羽

 

●千葉県の対応
(1)県内の全養鶏場等に対する注意喚起
(2)当該農場で鶏の殺処分等、防疫措置を実施
(3)発生農場の半径 3km区域内の鶏等の移動を禁止し、3~10km区域内の鶏等の区域外への搬出を禁止する旨の公示
(4)発生農場の周辺地域で、畜産関係車両を消毒するために、消毒ポイント4か所を設置

 

我が国では、これまで家きん肉及び家きん卵を食べることにより、鳥インフルエンザウイルスが人に感染した事例は報告されていません。

 

国内で流通する鶏肉や鶏卵は安全であり、風評被害防止のため、正確な情報に基づいて、冷静に対応していただきますようお願いします。