我孫子市選出・千葉県議会議員の水野ゆうきです。
6月定例会を控え、目まぐるしい忙しさで、日々過ごしています。
2月県議会に続き6月議会においても会派代表質問に登壇するので、この間、知事選を挟み、休む暇なく質問に向けた調査・研究・協議・原稿作成に取り組んでいます。
移動時間もすべて行政との協議の電話に費やしており、1分も時間を無駄にできない状況ですが、日々の活動を県民の皆様に目に見える形でお伝えすることは大切な仕事の一部なので、SNSはじめ活動内容は可能な限り発信していきます。
本日は「令和7年度手賀沼水環境保全協議会通常総会」が開催され、顧問として出席いたしました。
手賀沼水環境保全協議会は千葉県知事(本日は井上環境生活部長代理出席)、流域7市の市長等が構成員となり、私たち県議は顧問という立場で参画しています。
議案はすべて可決となりました。
県の井上環境生活部長の挨拶でもありましたが、手賀沼の水質は大幅に改善したものの依然としてワースト5位という状況です。
COD、全窒素、全りんも環境基準を達成しておらず、横ばいの状況が続いております。
植物プランクトンの増殖による内部生産が、水質改善が停滞している原因の一つであると示唆されており、栄養塩類の削減や内部生産の抑制策を検討していくことが水質保全に取り組む上で重要です。
また、私も幾度となく県議会で取り上げ、熊谷知事に大幅に予算を確保していただきました外来水生植物対策も水質に大きく関与しています。
千葉県としては令和2年度から千葉県は外来水生植物の駆除事業に取り組み、令和6年度末で当初計画していた駆除が一通り完了したものの、今後も継続的な監視と駆除は欠かせません。
令和7年度は船等によって外来水生植物の繁茂状況を確認し、再繁茂や新たな漂着が確認された際は駆除を進めていくという説明が県の水質保全課からありました。
私からは2月代表質問で要望しておりますが、改めて、一片の切れ茎からも一気に繁茂してしまう外来水生植物については、地域住民などのご協力も必要不可欠である一方、どれがナガエツルノゲイトウでどれがオオバナミズキンバイだかわからないこと、外来水生植物らしき植物を発見しても通報先がわからないという声をいただいているため、外来水生植物自体の特徴の周知と見つけた際の通報先の仕組みづくりなどに取り組んでいただきたい、と要望しました。
ちなみに実に多くの県民から「これは外来水生植物ですか?」と写真とともに問い合わせがきます。
私は協議会、県議会にプラスして県議会から環境審議会水環境部会のメンバーとしても大きくかかわっておりますので、引き続き、手賀沼を次世代に受け継いでいくために、地域住民という立場も踏まえて尽力していきたいと思います。
令和7年度手賀沼水環境保全協議会通常総会
