新型コロナウィルス感染症に伴う千葉県の対応について

千葉県議会議員の水野ゆうきです。

 

新型コロナウィルス感染症について、千葉県の対応を正確にお伝えしていきます。

 

昨日の4月1日(水)の時点で千葉県における新型コロナウィルス感染者が186例確認されております。

千葉県内における患者発生数に関してましては、以下URLよりご確認いただけます。

https://www.pref.chiba.lg.jp/shippei/kansenshou/2019-ncov0203.html

 

また、森田知事から以下の要請を県民の皆様にしております。

〇今週末の4日、5日の土日は、県内全域において不要不急の外出自粛要請

〇平日夜間の不要不急の外出の自粛要請

 

どうか、県民の皆様にはご協力いただきますよう宜しくお願い致します。

 

また、多くの皆様からお問合せいただいている内容について、こちらでお伝えしていきたいと思います。

現在、我々県議会議員94名もテレワークを中心としておりまして、朝から晩まで県民対応(電話やメール、SNS等)、行政との協議(電話、メール等)で行っております。

(※特に私は我孫子市在住のため、千葉県庁に行くためには常磐線・東武アーバンパークライン・総武線・モノレールと電車を複数乗り継いでの通勤となるため、リモートワーク中心としております。)

 

まず、県立学校における新学期の対応についてです。

本日、千葉県教育委員会が発表したことに伴い、問い合わせが相次いでおりまして、対応しているところです。

 

千葉県が管轄しておりますのは「県立学校」と「特別支援学校」となりまして、市町村立小中学校の新学期対応に関しましてはお住まいの市町村教育委員会の判断となります。

 

本日の千葉県は発表は前者の部分となりますため、市町村立学校の対応につきましては、地域の事情や市長等首長・教育長により判断が異なりますので、市町村役所と教育委員会にてご確認ください。

県立学校の新学期対応について、保護者の皆様方から不安と心配の声があがっており、千葉県において感染者が増加している状況を鑑みても当たり前のことであると思います。新学期対応につきましては、本当に賛否両論の状況でして、まずは正確な情報を提供することが何よりも肝要であると思っております。

 

 

『県立学校における新学期の対応について』

【要点】

〇県内各地域における感染状況及び専門家の意見を踏まえ香取保健所管内(香取市、神崎町、多古町、東庄町)、海匝保健所管内(銚子市、旭市、匝瑳市)の県立学校は4月12日まで臨時休校

 

〇その他の地域は万全の感染症対策の上、4月6日開始の準備

しかし

県内の感染状況が急変の場合は地域の実情に応じた開始の取りやめ・臨時休校等を含めた措置を講じることがある。

新学期を開始する学校は、今後臨時休校となりうることを勘案し、1年間の学習の見通しや自宅学習の取り組み方の周知等の学級開きに重点を置いた指導に努める

 

学校において十分な警戒を行い、今後は以下の通り対応を。

 

1.入学式及び始業式は、縮小して実施。児童生徒及び保護者の当日の体温を含めた体調を確認し、発熱等がある場合は出席を見合わせていただく等の適切な措置を講じる。

 

2.県立中・高等学校については当分の間は短縮授業、時差通学とし、全校生徒の一斉登下校は行わない。

特別支援学校については、可能な限り保護者の送迎を依頼するとともに、スクールバスの喚起を十分に行う。

 

3.授業、部活動、休職、休憩時間、学校行事等について、国の専門家会議が示した3つの条件(密室空間で喚起が悪い、手の届く範囲に多くの人がいる、近距離での発生や会話がある)に抵触するものは当分行わないこととする

 

4.次の方法により児童生徒等に発熱等の風邪症状がみられる場合は自宅で休養を徹底。教職員も同様

 ①登校前の家庭での検温及び風邪症状の確認

 ②登校時における健康観察の実施(登校前に確認できなかった児童生徒等については保健室等で検温及び風邪症状を確認する等)

 

5.校内での感染症対策として以下について指導・実施する

 ①手洗いや咳エチケット徹底

 ②教室等のこまめな喚起(可能であれば2方向の窓を同時に開ける、その際衣類等の温度調節に配慮すること)

 ③近距離での会話や発生等の際に飛沫を飛ばさないようにするまてマスクを使用するなどする。

https://www.city.funabashi.lg.jp/kenkou/kansenshou/001/p077619.html

 

6.学校で児童生徒等及び職員のうち一人でも感染者が出た場合は、学校を臨時休校とする。児童生徒等及び教職員が濃厚接触者に特定された場合は自宅待機を指示し、児童生徒等については出席停止の扱いとする。

 

7.臨時休校とする学校における児童生徒への指導について

 ①臨時休校の目的は新型コロナウィルス感染拡大防止であることを児童生徒等に理解させ、人の集まる場所等への外出を厳に控え、基本的に自宅で過ごすよう指導する。また、感染症対策(手洗い、咳エチケット等)に努めるよう指導する。

 ②児童生徒等は、毎日、朝夕の体温や健康状態を記録し、症状がある場合には、学校へ報告する。

 

これは県立学校と特別支援学校に関する事項ですので、公立小中学校の対応についてのお問合せは私の方で可能な限り対応をさせていただき、場合によっては市役所と市議会議員へとお繋ぎをさせていただいております。

 

次に病床についてです。

 

新型コロナウイルスの感染者が使う病床が首都圏で今後不足する懸念があることを受け、千葉県では感染者用の病床を現在の約250床から、850床に増やす方針としました。

具体的には、千葉県内の医療機関(県内全域をカバーできるように)に依頼をしているところでして、状況に応じて段階的に1700床まで増やすことも想定しています。

 

更に、公の施設についても多くのお問合せをいただいているところです。順次、お返事をさせていただいておりますが、刻々と状況が変わっていることも事実でして、その際は改めて連絡をさせていただきながら対応をしておりますので、ご理解の程宜しくお願い致します。