中小企業支援/千葉県県立学校における児童生徒等の出欠取り扱いについて

千葉県議会議員の水野ゆうきです。

 

新型コロナウィルス感染症の拡大により、千葉県のみならず東京都、近県の都民・県民からも多くお問合せが続いている状況です。東京都については都議、特定の区・市町については区議、市議、茨城県の病院等に関することについては茨城県の国会議員と県議会議員へとお繋ぎさせていただいております。

 

まず、ここ数日間でご相談が急増している中小企業事業者への支援についてです。

 

千葉県では新型コロナウイルスの流行により、事業活動に影響を受ける、または、その恐れがある中小企業者等を支援するため相談窓口を設置しておりますので、ご活用ください。

 

1.金融に関する相談 

(相談窓口) 千葉県商工労働部経営支援課金融支援室

 (電話相談) 043-223-2707 

 

2.経営に関する相談

 (相談窓口) 千葉県産業振興センター「チャレンジ企業支援センター」

 (所在地) 千葉市美浜区中瀬2-6-1 WBGマリブイースト23階

 (電話相談) 043-299-2907

 

また、経済産業省では行政機関の提供する新型コロナウイルス感染症対策の事業者向け政府支援制度情報及び検索サービスを提供しています。

 

『ミラサポplus』

https://mirasapo-plus.go.jp/

こちらの「制度ナビ」では新型コロナウイルス感染症対策の支援措置も検索できます。

 

 

相談窓口等も積極的にご利用いただければと思います。

皆様にわかりやすいように、的確に繋げられるように私自身も個々に相談に応じております。

 

また、千葉県が特別支援学校を含む県立学校160校に関する新学期対応についての方針を示したことについて、実に多くの皆様方からお問合せをいただいております。その内容に基づいて具体的に県教委と協議しておりまして、こちらにて回答をしていきたいと思います。

 

まず、昨日の千葉県の発表は千葉県管轄の県立学校160校に関する内容でして、そのうち集団感染が発生した障害者福祉施設の周辺地域の県立学校13校は再開を13日以降に遅らせ、その他147校は6日再開というものです。

一方で、今後の状況によっては再開判断の変更があるものとしました。

※詳しくは昨日のブログをご覧ください。

 

その中で、市町村立小中学校に関するお問い合わせも多く来ております。

市町村立小中学校に関しては市町教育委員会での判断となっているため、私の方で直接、我孫子市教育委員会にヒアリングを行ったり、市議会議員にお伝えしたりという対応をさせていただいております。

市町村立小中学校に関しては、報道でご存知の通り市町村長・市町教育委員会の考え方や地域の実情等により、千葉県内でも地域によって判断が分かれております。

休校延長とする自治体もあれば、短縮や時差通学等対応など、お住まいの地域によって異なっております。

県内54市町村の市町村立小中学校の対応に関しましては、私も県民からお問合せいただいた際に、お問合せいただいた方の地区の政治家へとお話しをさせていただいています。

 

昨日千葉県が発表した千葉県の県立学校については、県立学校に通学している高校生の保護者やご本人から様々な質問等をいただいており、以下、まとめたものとなりますので、ご参考にされてください。

 

まず初めに、非常に多くの皆様からご質問のありました「出欠」についてです。現状、東京都で感染者が急増、千葉県でも増えている中で、やはり学校に行かせられないという判断をご家庭でした場合。


感染が心配で登校しない場合は欠席になってしまうのか?、というご質問ですが、『出席扱い』となります(※県立学校の場合です。保護者の申し出が必要です。市町村立小中学校は自治体により異なります。我孫子市立小中学校は我孫子市教育委員会に確認したところ、特別欠席とのことでした)。

 

〇医療的ケアを必要とする児童生徒等、及び基礎疾患等があることにより重症化するリスクが高い児童生徒等の登校については、地域の感染状況を踏まえ、主治医や学校医、医療的ケア指導医に相談の上、判断する。


〇上記の児童生徒等に限らず、登校することによる感染が心配な児童生徒等の欠席については、保護者の申し出により、出席扱いとする。


〇感染状況の変化により急な休校の可能性があることから、家庭学習のための課題等の準備をしておくこと。

 

上記を含めた以下の内容を千葉県教育庁から県立学校へと通達しております。

 

『千葉県の県立学校における留意点』

 

【要点】

〇電車・バスによる通学が混雑時を避けた時間帯となるように交通実情等を踏まえて、始業時刻・終業時刻を定める

〇短縮授業45分とする。40分も可能。

〇学年集会等は放送設備等を活用

〇授業

 ・個人学習できる活動中心

 ・グループ学習や班での話し合いは避ける

 ・一斉に声を出す音読等は行わない

 ・休み時間に室内喚起を行う

 ・授業中も窓や廊下のドアを開ける

 ・授業での外部人材活用は控える

〇始業式・離退任式については、全ての学年がそろっての始業式は行わなかったり、放送で行うなどの工夫をし、離退任式は場合によっては中止をする。

〇遠足、ホームルーム合宿、修学旅行、海外語学研修、映画鑑賞教室、演劇鑑賞などの校外行事は当面の間、延期・中止。

〇講演会、防災訓練、避難訓練などの一堂に集めて行う行事は当面の間、延期・中止。ただし、避難経路確認については工夫して必ず行う。

〇文化祭、体育祭、学習発表会、合唱コンクール等は当面の間、延期・中止。

〇保護者会などPTA総会等については、文書等の配布などで会の省略を検討。

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こうした詳細な情報もしっかりと保護者に情報提供及び周知をするように千葉県教育委員会に要望しました。


現在、保護者の皆様、医療従事者、学校関係者、事業者等、多くの分野におけるお問合せをいただいており、随時、行政の各担当部署へアプローチしながら動いているところです。


できる限り多くの皆様のお声を聞いて、的確な施策を千葉県に講じてもらえるように尽力してまいります。