千葉県議会議員の水野ゆうきです。
千葉県教育庁より県立学校の休校措置について、報告がありました。
※県立学校(高等学校や特別支援学校等)であり、市町村立学校ではありません。県立学校の判断は千葉県内市町教育委員会へ通達はしますが、市町村立小中学校の休校継続・再開等の判断はあくまで市町教育委員会となります。
県立学校の休校措置について、ゴールデンウィーク明けの5月7日 (木)及び8日(金)は休校とすることとし、11日(月)以降については、国及び県の判断を踏まえ、改めて決定することとしました。
【要点】
○県立学校の休校措置については、国の緊急事態宣言期間中(5月6日まで)としている。
○現時点では、緊急事態宣言の動向が明らかにされておらず、国が示す期間直後の5月7日(木)及び8日(金)については、混乱が予想されることから、両日ともに臨時休校とする。
○11日(月)以降は、国及び県の判断を踏まえ、改めて決定する。
また、千葉県では休校中の家庭学習を支援するため、授業動画及び教材、映像等のリンク集などの学習コンテンツを作成しました。
【内容】
○県内の授業力に優れた教員(授業づくりコーディネーター)及び県教育委員会の指導主事が、県内の市町村立小中学校で使用している教科書ごとに、教科書に沿って家庭学習を進められる授業動画とワークシートを作成し、本日から公開。5月8日までに100本程度作成していく。
○これら上記による家庭学習のさらなる充実を図るために、県教育委員会がこれまでに作成した教材や、インターネット上に公開され ている映像資料、教材等の活用を促すリンク集を作成。
○児童生徒の家庭での学習サイクルの確立については、以下イメージとなります。
【ワークフロー】
1 学校から学習課題の提示 年間指導計画を見直し、家庭学習の課題を課す。 ・単元などのまとまりで教科書に合わせた学習プリントを各学校で作成し、児童生徒に渡す。
2 家庭学習に取り組む○教科書を使って学習プリントに取り組む。
○県が作成した授業動画及びワークシートを活用する。
→動画は、1本あたり5~10分程度。 途中で動画を停止し、記述等の活動や学習の振り返りができる。
→ワークシートは、動画に対応している。県教育委員会ホームページからダウンロード が可能。
→動画投稿サイトを活用して県教育委員会ホームページに公開、誰でも視聴が可能。
○学習内容の確認等のために、これまでに県が作成したオリジナル教材や、インターネ ット上の無料映像や教材等のコンテンツを活用する。
→県教育委員会が作成した教材は、小学生向け「ちばっ子チャレンジ100」、中学生向け 「ちばのやる気学習ガイド」。
→児童生徒が家庭学習で活用しやすいよう、教科書の内容に対応したリンク集を作成。
3 学習の評価 各学校において、学習プリントやワークシートを回収したり、別途テストを実施したりするなどして学習の成果を評価する。
チーてれ(ちば遠隔学習コンテンツ)(参考)授業動画サンプル
国語(小5)https://youtu.be/im65r60Rshg
理科(中1)https://youtu.be/7OG4TpNa7IQ
千葉県内でも各自治体の教育の取り組み等の差によって、学力に差が生じてしまわぬように千葉県としてもフォローをしていかなくてはなりません。