会派勉強会/千葉県における新型コロナワクチン接種について

こんにちは、我孫子市選出・千葉県議会議員の水野ゆうきです。

本日も会派全員4名で6月議会に向けた勉強会。

午前は県民の方々から複数のご相談いただいた内容を担当課と協議しました。

 

 

勉強会では新型コロナウイルス感染症対策から防災対策、児童相談所の課題等について協議を行いました。

 

新型コロナワクチンについて、多数のお問い合わせをいただいているところですが、ワクチン接種については各自治体(市町村)で手続きを行っていただき、接種していただくこととなります。

その手法は自治体によって異なりますが、市町村の接種をフォローするために千葉県独自で「蘇我コミュニティセンター」にて大規模接種会場を設置し、6月14日から接種開始となります。

 

また接種率に関してよくご質問をいただくので、こちらで千葉県における昨日5月30日現在の最新の接種状況をお伝えいたします。

 

医療従事者に関しましては千葉県には約20万2千人いらっしゃいまして、1回目は17万人が接種完了で約83%となっており、2回目まで完了しているのが11万人で約55%となっております。

 

高齢者に関しましては千葉県では約171万人でして、1回目接種完了が19万人で約11%、2回目まで接種されている方が7千人で約0.4%です。

 

千葉県全体で先週の金曜日時点でワクチン接種率は全国33位、人口上位10県の中では4位となっております。

接種率に関しては「0.数%」で順位付けとなってしまうと、どうしてもどこかの県が最下位となってしまいますが、競争ではなく、的確に計画通りに確実に県民・市民の皆様に接種をしていただきたくことが肝要だと思います。

 

ちなみに接種状況に関しましては、国がクラウド上にの情報伝達・共有を行うためのシステム(V-SYS)を構築しており、県はこれをもとに集計しているわけですが、市町村の接種状況も把握しているワクチン接種記録システム (VRS: Vaccination Record System) という国のシステムでは、都道府県が市町村の接種状況を見ることはできません。

接種した方の居住地(市町村)を見ることができないために、県として市町村の正確な接種状況を把握できない状況となっています。

例えば千葉県が独自で設置する千葉市の「蘇我コミュニティセンター」に千葉市以外の方が接種したとしても、千葉市のカウントになってしまうわけです。

 

国のシステムは使いにくいものが多く、今回もそうですが、正確な数の把握のためにも、都道府県でも見る・確認できるシステム改修してほしいところです。

 

まだまだ勉強会は続きます。。。!