県土整備常任委員会視察~九十九里浜津波対策・一宮川流域浸水対策~

こんばんは、我孫子市選出・千葉県議会議員の水野ゆうきです。

 

本日は所属する県土整備常任委員会が開催されました。

審議した議案はすべて可決となりました。

私からは千葉北西道路について質疑を行いました。詳細は明日以降にじっくりと書きたいと思います。

 

委員会での審議を終えた後、委員会メンバーで大網白里市の九十九里浜における津波対策と茂原市の一宮川流域における浸水対策事業の視察へ行きました。

 

 

一宮川流域における浸水対策事業はこれまで委員会で何度も取り上げられている事業です。

一宮川の洪水の一部を一時的に貯留するため、一宮川第二調節池を増設しており、その現場を視察。

 

 

一宮川流域では過去30年間で4度の被害が生じ、令和元年10月25日未明からの大雨では、一宮川上流に位置する長柄町水上で時間雨量77mm、3時間雨量204mmと観測地点最高値を記録し、一宮川流域、茂原市、長柄町、長南町において、家屋約4,000戸、官庁舎2棟、病院1棟などの主要施設に甚大な浸水被害が生じました。

 

今後 10 ヶ年で「一宮川流域浸水対策 特別緊急事業」を実施し、同規模の降雨に対して、浸水被害ゼロを目指しています。

 

九十九里浜では津波対策。

九十九里沿岸は3.11にて甚大な津波被害を受けました。

陸閘・樋門は津波等の侵入を防止し、県民の命を守ります。

 

 

陸閘・樋門自動閉鎖システムは、津波が発生すると光回線等を活用して、迅速に陸閘・樋門を閉鎖することで津波の流入を防ぎます。実際に閉鎖する様子も見せていただきました。

 

県土整備部ではインフラの視点から防災・減災対策に取り組みます。こうしたシステム等も周辺住民に広報啓発をし、定期的に訓練を実施することが大切です。

 

千葉県内で進めているあらゆる形の防災対策を皆様にお伝えしていきたいと思います。

 

明日も我孫子ライオンズクラブのアクティビティで早いので、寝ます!