令和元年、本当に色々ありました。歓喜の瞬間&もっともヘコんだ時期って…

こんばんは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。

大晦日、最後のブログ更新となりました。本年もたくさんの方にお世話になり、政治家・議員として年末を迎えられたことに心から感謝をしております。

ベタにもっとも嬉しかった瞬間と、どん底に落ちていた瞬間でも振り返ろうと思うのですが、もちろん嬉しかったのはこれですね。

ほぼすべての下馬評を覆しての劇的勝利。知力・体力・時の運、そして皆さまからのご支援と、どれ1つが欠けても掴み取れなかった勝利だと改めて思います。

一方でもっともヘコんだというか、精神的に辛かったのは実は6月1日から6月3日にかけての48時間くらいです。

6月3日は、維新から参院選東京選挙区への挑戦を表明した日だったのですが、この2日前の土曜日に産経新聞が出馬を先行報道。

その瞬間からもう、Twitterは罵詈雑言一色でした(苦笑)。ここまでボロクソな評価ってある?!とビビるくらい批判やネガティブな意見しかない。

そりゃあ私自身、「4月に区長選挙に挑戦したばかりで、7月に国政、しかも党が変わっていたら節操がない」と出馬を固辞していたわけですから、当然と言えば当然なのですが。。

ネット上の評価ばかりではなく、かなり懇意にしている報道関係の先輩から

「そんな決断をするなんて思わなかった。自傷行為だ。落選したらキャリアに取り返しのつかない傷がつく

と心配の連絡がきたり、専門的な世論調査をしている知己の方からも

「維新で東京選挙区は100%無理、勝てない。今から逃げられるなら、記者会見をせずに逃げろ!入院するのも良い

と真剣なアドバイスを受けたりと、ああこれはやっちまったと目の前が真っ暗になり悶絶しながら過ごした48時間でした。

そんな時に「この道しかない」「勝てる!」と誰よりも背中を押してくれたのは妻であり、なんとか気持ちを保って記者会見に臨んだ後は腹がすわり。

人生は決断の連続とはいえ、あの状況でよく参院選出馬という政治決断をしたものだなと、当時の状況を思うといまだに背筋がゾッとします。

あとおまけとして、ブログに書かなかった小話などを。

本当に受かる可能性は5%?!

やながせさんに参院選出馬を口説かれた際、

「自民党でもあるまいし、うちで受かる可能性は20~30%」

と言われました。私はそれは盛り過ぎで、せいぜい10%だなと思って正規の勝負に挑戦しました。

で、終わった後にやながせさん曰く、

「いやー、5%くらいしか受からないと思ってたわ!」

おいぃぃぃ!!

まあ、勝ったらかすべて良し。かな?

…あと2つくらい小話を書こうと思ったのですが、日本酒を飲んでしまったので続きは年明けに。。

という紆余曲折があったがゆえに、ますます前に向いて闘っていきたいと思う大晦日でした。

本年は誠にお世話になりました。来年も宜しくお願い致します。

それでは、また来年。

良いお年を!

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