こんばんは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。
三連休初日の本日は、来たるべき都議補選・衆院選などの会合・打ち合わせが続々と行われました。朝・昼・晩のトリプルヘッダー…。
こうした集まりのことを「センタイ」とか「センタイ会議」といいます。
センタイとは「選挙対策本部」を略して選対で、選挙を闘う・勝ち抜くための組織グループを指します。
政治クラスタじゃない人は、時々これを「戦隊」だと勘違いしている人がいるのですが、闘うための組織という意味では間違っていません(笑)。
選挙に出ようと決意した場合、どういうメンバーでどういった指示系統を構成して「選対」を組織するか、まずはそこから勝敗の行方が問われます。
■
私は自分自身の選挙を7年間で4回(!)やって、応援を含めれば何百と選挙の現場を見てきたわけですが、「勝てそうな選対」「強い選対」というのはなんとなくわかってきました。
一言でいうと、「多様性がある選対」です。
屈強な男性ばかりとか、選挙おじさんたちの集まり、特定組織(労働組合等)から来た人ばかりという選対は、やっぱり勢いが出ない。打ち合わせをしていても、通り一遍の意見しかなかなか出てこない。
その点、「選挙を手伝うのは初めてです!」「業界未経験で、得意分野はPRです!」みたいな若者がワサワサいて、男女バランスもよく、老若男女が混じり合っている選対というのはやはり雰囲気が違います。
シンプルに女性がいると男性が張り切るし(逆もたぶん然り)、若者がいると刺激されて年配の方も頑張る。
大組織に支えられたお神輿選挙であれば話は別ですが、こういう相互効果が期待できるチーム作りをするというのが、地盤・看板・カバンのない新人候補の鉄則ではないかなと思います。
■
いろいろな選対会議に出ていると、候補者本人の資質によってカラーが出て面白いなと感じつつ、「多様性ある選対」が構築できるよう人脈をフル動員して頑張っていただきたいなと期待するばかりです。
それでは、また明日。