政府与党VS共産党VS維新の三つどもえ戦争?!仁義なき目黒区長選挙で本当にあった怖い話

こんばんは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。

いよいよ本日から、目黒区長選挙がスタートしました。昨日までのブログで何度も取り上げてきた通り、我々は緊急事態宣言対象地域での選挙は延期すべきだと最後まで主張してきたことを改めて付言しておきます。

鈴木宗男議員も駆けつけた、第一声の様子は↑こちらから。

ソーシャルディスタンスを保ってとは言いながら、選挙活動をやれば人の流れができてしまうし、本当に心苦しいです。

しかし何も活動しなければ、選挙を強行したサイドの人(現職側)が有利となって、思うツボ

選挙が始まってしまった以上、創意工夫をしてなんとか戦い抜くしかありません。

今回の選挙は、端的に言えば政府与党(自公)VS共産党VS維新という構図です。

自公が推す現職には連合東京が、共産党候補には立憲なども相乗りしていますが、維新以外は表面上は「無所属」と称しています。

まず自公(現職)は、4期16年を努めて5期20年を目指す多選区長。先の区議会議員選挙には自身の息子を送り込み、完全に区政を私物化しつつあります。

初めて当選したときには「多選は自粛する」と公約していたにもかかわらず、あっさりと翻意した態度にも不信感が募るばかりです。

「今回、選挙を予定通りやると決めたのは国・政府だ。現職が決めたわけではない!」

という主張も聞こえてきますが、誰が背後についているのかを見れば真意は一目瞭然。現職目黒区長が、選挙の延期を働きかけていたという話は寡聞にして聞こえてきません。

防災無線のアナウンスを自分のものに切り替えているようで、もう何でもありの修羅の道に入っている方に、次の4年間も区政を預けるわけにはいかないと強く思います。

そして共産党候補。候補自身は改革にも前向きな逸材であるのかもしれませんが…。

日本共産党は今回、これだけコロナウイルスが蔓延して国・政府の対応が後手に回る中、最後まで緊急事態宣言や特措法の改正に反対していました。

色々と言い分はあるのでしょうが、命を守るための迅速な対応より、反権力・反政府・イデオロギーを優先したわけです。

こうした共産党の本質こそ、私が常日頃から「共産党も含めた野党共闘」を全否定する理由の一つであり、共産党の行動指針は亡国への道につながっているとしか思えません。

選挙が始まったら突然、共産党目黒区議に斬りかかられましたが、それ共産党系の労働組合書記長が敵前逃亡した件なんですが?

自分たちのイデオロギー的主張を打ち出すことを最重要視し、緊急事態の中でも我田引水な主張を繰り返す共産党員に支えられた区長候補にも、やはり区政を預けるわけにはいかないと私は強く思います。

維新公認のたぶち正文候補は、医師としての経験は豊富ですが、政治歴はありません。100点満点の候補ではないかもしれません。

しかし、大阪を中心に現職首長を擁し、実際の行政運営のノウハウを共有できるのが維新の強み

今回の感染症対策で最前線に立つ吉村府知事のような強く・あたらしいリーダーが東京都内にも必要です。

明日13日からは期日前投票がスタートします。

緊急事態の中で投票を呼びかけるのは本当に心苦しいですが、できるだけ空いている時間帯に投票所に足を運んでいただき、「たぶち正文」への清き一票をよろしくお願い致します!

それでは、また明日。

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