選挙結果を左右するのは普段の「政党支持率」だけではなく「比例投票先」。忍び寄る自民没落、野党躍進の気配…

こんばんは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。

昨日投開票が行われた大分県大分市議選にて、日本維新の会も初議席を獲得することができました。

ご支援いただいた皆さまに、心より感謝と御礼を申し上げます。

一方で、先の北九州市議選に引き続き、大きく後退したのは自民党という結果になりました。

「菅内閣の支持率は下げ止まったし、自民党の支持率は落ちていない」
「野党第一党の立憲の支持率も低迷しているから、政府与党は盤石だ」

という声もありますが、果たしてそうでしょうか。

(最近大学受験にめでたく合格した)情勢分析アカウント・おちゃ氏が指摘する通り、選挙結果を大きく動かすのは「普段の支持政党(政党支持率)」ではなく、むしろ「選挙での投票先(比例投票先)」です。

「普段から支持する政党ってのは特にないけど、今の政府与党は嫌だな…」

というように、最大ボリュームである無党派層の動向が結局のところ選挙結果を左右するからです。

この観点から見ると、自民党の数字は下がり、野党第一党の立憲などが堅調に伸びている傾向が見て取れます。

夜の会食など、有権者にわかりやすい不祥事をコロナ禍で連発した自民党への投票意向はさすがに低下していることは確実ですし、これまで手堅く勝ってきた地方選を落としていることもわかりやすいシグナルです。

この「普段は支持政党がない無党派層」をどれだけ獲得できるかが、維新のように支持組織団体を持たないいわゆる「第三極」政党の真骨頂であり、正念場とも言えます。

大分でいただいた初議席などの期待に答えるべく、明日からの国会審議にも臨んでまいります。

それでは、また明日。

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おときた駿
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