こんばんは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。
昨日投開票が行われた大分県大分市議選にて、日本維新の会も初議席を獲得することができました。
当選です‼️大分市に初議席誕生‼️#つつみ英貴#おおいた維新の会 pic.twitter.com/VI2CTVT1bc
— くわはらくみこ⭐️桑原久美子⭐️日本維新の会参議院全国比例区支部長 (@kuwaharakumiko) February 21, 2021
ご支援いただいた皆さまに、心より感謝と御礼を申し上げます。
一方で、先の北九州市議選に引き続き、大きく後退したのは自民党という結果になりました。
大分市議選 開票結果
自民は現職3人が落選。共産も現職1人が落選した。
公明、社民、立憲、維新は全員が当選した。 pic.twitter.com/Qdga9ZuZvV— りす (@senkyo_election) February 21, 2021
「菅内閣の支持率は下げ止まったし、自民党の支持率は落ちていない」
「野党第一党の立憲の支持率も低迷しているから、政府与党は盤石だ」という声もありますが、果たしてそうでしょうか。
先日の朝日世論調査で、次の選挙で立憲民主党に投票すると答えた人は16%。世代別に分析すると、投票率の高い高齢者層の1/4、無党派層では自民とほぼ拮抗する数字が出てますので議席を伸ばさない理由がありません。 https://t.co/Sc1Bvm0dKk
— おちゃ???????? (@ishin_ocha) January 26, 2021
(最近大学受験にめでたく合格した)情勢分析アカウント・おちゃ氏が指摘する通り、選挙結果を大きく動かすのは「普段の支持政党(政党支持率)」ではなく、むしろ「選挙での投票先(比例投票先)」です。
「普段から支持する政党ってのは特にないけど、今の政府与党は嫌だな…」
というように、最大ボリュームである無党派層の動向が結局のところ選挙結果を左右するからです。
比例代表の投票先の平均
2月16日に発表された選挙ドットコム・JX通信の世論調査を反映しました。 pic.twitter.com/6oAMxkSgnq
— 三春充希(はる)⭐Mitsuki MIHARU (@miraisyakai) February 18, 2021
この観点から見ると、自民党の数字は下がり、野党第一党の立憲などが堅調に伸びている傾向が見て取れます。
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夜の会食など、有権者にわかりやすい不祥事をコロナ禍で連発した自民党への投票意向はさすがに低下していることは確実ですし、これまで手堅く勝ってきた地方選を落としていることもわかりやすいシグナルです。
この「普段は支持政党がない無党派層」をどれだけ獲得できるかが、維新のように支持組織団体を持たないいわゆる「第三極」政党の真骨頂であり、正念場とも言えます。
大分でいただいた初議席などの期待に答えるべく、明日からの国会審議にも臨んでまいります。
それでは、また明日。