「ロンドン五輪も機運が盛り上がったのは、直近1年前からだった」そこにコロナ禍が直撃した悲劇

こんばんは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。

東京都民対象の意識調査(世論調査)が発表されました。東京オリパラ大会の「中止」が6割を超えたことなどが話題になっています。

東京都民限定であれば、もう少し期待論があるのかなと思っていましたが…。

ここでふと思い出されるのは、現在の英国首相であるボリス・ジョンソン氏(当時ロンドン市長)が東京都議会を来訪されたときのことです。

友好都市提携記念 ロンドン市長一行歓迎式の開催について
https://www.gikai.metro.tokyo.jp/investigation/activities10.html

議場でのスピーチだったのか、その前後の場だったのかは忘れてしまったのですが(議事録が出てこない…)

「我々のロンドン五輪も成功だと褒められているが、開催1年前頃までまったく盛り上がっていなかった。むしろ批判ばかりだった。

「それが直前の1年からようやく機運が盛り上がり、成功につながった。だから、今は辛いだろうけど頑張って!グッドラック!(要旨)」

という内容が印象的でした。

まさに本来は五輪に向けて大いに期待が盛り上がるはずの「直前1年」がコロナに直撃されてしまったわけで、もしコロナがなかったら…と思わずにはいられません。

このタイミングでアメリカが日本に対して渡航情報を見直すなど、依然としてオリパラ大会の開催は不透明な状況が続いています。

「延期」という選択肢が取れるならベターですが、中止か開催かの二択を迫られる場合は、やはり最後まで開催できる方策は模索するべきだと私は思います。

オリパラ開催には「私たちも色々なことを我慢しているのに!」という批判・感情があることは痛いほど理解できますが、一方で橋下徹氏が指摘するように

「感染症に強い社会を作っていくにあたって、感染症対策を適切に行なったイベントや店舗は、順次開催・再開していくのだ

という何よりも力強いメッセージにもなりえます。

何よりの鍵を握るワクチン接種のスピードアップや医療体制の強化に向けて、引き続き政策提言を続けてまいります。

それでは、また明日。

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