参議院・財政金融委員会がもっとも忙しい一週間。質問が頻繁な野党と、たまにしかこない与党議員の質の違いなど

こんばんは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。

本日は午前・午後とそれぞれ財政金融委員会が開かれて質疑がダブルヘッダー。明日も午後に財政金融委の質疑が入り、順調にいけば木曜日にも2本質疑が入る見込みです。

さらに沖縄北方特別委員会の質疑も明日AMにあるので、今週はすでに質疑6本が確定です…少数会派なのでもちろん、私が1人ですべてやることになります。

「いやあ、常任委員会の質問すらなかなかバッターが回ってこなくて立てないんだよ」

という大政党・大会派の皆さまからすれば、羨ましくて仕方がない状態なのではないでしょうか?!

ちなみに特に政府与党になれば質問機会は希少で、そういう時に質疑に立つ議員は自分がライフワークにしている政策分野を「ここぞ!」とばかりに凝縮して打ち込んでくるイメージがあります。なので、質が高い。

「表現の自由」を重んじ、コミケなどの支援を続けている藤末議員(自民会派)による本日の質問も、現場の細かなニーズを把握した非常に鋭いものでした。

まあ一方で、与党の中には「それ全部、官僚が書いてませんか?」と疑ってしまう質問レベルの方もいるので断定はできませんけども(苦笑)、こういうところにも違いが出て興味深いなあと思います。

ちなみに今週一週間が、参議院・財政金融委員会が1年でもっとも忙しい週です。

財政金融委員会は「予算」を取り扱う法案を多く所管するので、予算の採決前、つまり参議院であれば3月下旬に一気に審議が立て込むわけですね。

「季節労働というか、我々は忙しい時期が決まっているから」

と、先輩議員がボヤいていたことを思い出します。

もう少し平準化できれば官僚の負担も減り、我々も充実した議論ができるのだけどなあと思いますが、衆議院から法案が送付されてくる関係もあり、こればかりは現時点では仕方ありません。

デジタル円政策、暗号資産税制、金融機関における旧姓使用の徹底、育休者に対するローン審査など盛りだくさん。動画2本をアップしましたのでぜひ御覧ください。

明日も質疑2本なので、本日はこのあたりで。

それでは、また明日。

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