金メダル獲得に続け!スケートボードパークを増やすためには何が必要か、人気スケボーYouTuberと大激論

こんばんは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。

本日午後は私の両親にヘルプにきてもらい、必要最小限の打ち合わせや庶務をこなすため、久しぶりに議員会館へ。

※撮影時のみマスクを外しています

PoliPoli伊藤さんの紹介で、人気スケボーYouTuber(チャンネル登録者数20万人超!)のSimonさんが訪ねて下さり、オリンピックでにわかに注目を集めるアーバンスポーツ、スケートボードについて意見交換を行いました。

Simonさんは社会派スケーター(?)として、「スケーターと社会がもっと共生できる環境」の構築を目指し、政策プラットフォームPoliPoli上でも問題提起を行っています。

スケートパーク不足解消で、スケーターと社会がもっと共生できる環境を!
https://polipoli-web.com/policy-requests/6qlBG7GnfkaJu31DPzbJ

スケートボードの練習場(スケートパーク)はまだまだ非常に数が少なく、特に公営のものはほとんどありません。

練習場がない→禁止されている公園などで練習する→近隣住民からクレーム→イメージ低下、さらに練習場所がなくなる

という悪循環…。

実際、私も政治家をやっていて「深夜のスケボーがうるさい」「ベンチなどが削られて壊れている。追い払って欲しい」などの陳情はそれなりに受けてきました。

世間一般的には「ヤンチャな若者たちの遊戯」的に後ろ向きに捉えられてしまうことも多いスケボーですが、オリンピック競技になった今は大転換のチャンスとも言えます。

スケートボードはなぜ見る人の心を打ったのか 選手たちの言葉(NHK)
https://www3.nhk.or.jp/sports/story/20681/

ボーダレスに、人種も年齢差の垣根も超えて交流のきっかけとなっていくスケートボード。

実際にSimonさん自身が「不登校で悩んでいた時期の支えになった」と語っているように、公教育や行政がリーチしていない子どもたちに居場所を与える存在・スポーツになっていくことも期待されます。

じゃあどうやってスケートボードパークを増やしていくかと言うと、これがなかなか難しい…。

日本の公園は、特に都市部ほど大きなキャパシティはなく、スケボー以外にも多くのスポーツが公立公園への設置を希望しています。

競技人口が若いスケボーは、利用者から高い利用料を取ることも難しく、民営のスケボーパークも単体で黒字経営ができてるところは少ないのが実情。

かといって、公営で多額の税金を投入し続けても持続可能性に問題が生じる。

今後、指定管理者やパークマネジメント制度を活用して、民間事業者に公立公園にスケボーパークの設置運営を促すとしても、少しでも採算性の高い運営をしていくために利用者・業界団体・運営事業者が知恵を出し合う必要があります。

日本人選手の金メダル獲得に沸き、競技人口が確実に増える今のタイミングは、スケボーパーク運営に一石を投じることができる最大のチャンス。

私も具体的で明確な解決策を現時点で持ち合わせているわけではないのですが、じゃあどうするよ?

ということをPoliPoli伊藤さんも交えて議論しているのがこちらの動画です。

最後におまけでスケボーにちょっとだけ乗っている動画つき。

行政側もただただスケボーを「禁止」するのではなく、スケボーパークの整備ができれば、そちらへの誘導が可能となりスポーツ振興にも資するはずです。

五輪スケボー会場、恒久施設で残す方向…江東区と都が調整
https://www.yomiuri.co.jp/olympic/2020/20210803-OYT1T50438/

幸いにも江東区のスケボー会場はまさに「レガシー」として残置されていく方向性になりそうですが、こうした良い流れを政治側からも後押しできるよう、私も引き続き状況のヒアリングなどを継続してまいります。

皆さまからも、様々なアイデアをいただければ幸いです。

それでは、また明日。

PR
おときた駿
PR
おときた駿をフォローする
政治家ブログまとめ