新型コロナウイルス感染症対策(2020年5月9日)

今週、新型コロナウイルスに関する緊急事態措置の実施期間を5月31日まで延長しました。4月7日に緊急事態宣言を発出してから1か月、国民の皆様には、人と人との接触機会を8割削減するとの目標の実現に向け、大変な御協力をいただいたことに改めて感謝申し上げます。その結果、一時は1日当たり700名近くまで増加した全国の感染者数は、直近では100名程度にまで減少しました。ただ、専門家の皆様からは、・我が国は諸外国のような爆発的な感染拡大には至っておらず、一定の成果が現れ始めているものの、現時点では、未だかなりの数の新規感染者数を認め、感染者の減少も十分なレベルとは言えない・引き続き医療提供体制がひっ迫している地域も見られることから、当面、現在の取組を継続する必要があるという見解が示されました。このような御意見を踏まえ、緊急事態措置の実施期間を5月31日まで延長することとしました。ただし、5月14日を目途に、専門家の皆さんに、改めてその時点での地域ごとの感染者数の動向、医療提供体制のひっ迫状況などを詳細に分析いただいて、可能であると判断すれば、期間満了を待つことなく、緊急事態を解除する考えです。13の特定警戒都道府県では、引き続き、極力8割の接触削減に向けた、これまでと同様の取組を進めていただく必要があります。それ以外の県においては、感染拡大の防止と社会経済活動の維持との両立に配慮した取組に、段階的に移行することをお願いします。例えば、これまでクラスターの発生が見られず、「3つの密」を回避できる施設につい続きをみる

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