今週木曜日に39県の緊急事態宣言を解除しました。4月に緊急事態を宣言して以来、国民の皆様に、帰省や外出の自粛のほか、「三つの密」回避に向けた取組にご協力をいただいたことにより、新規感染者数は減少に転じ、我が国は事態の収束に向け、着実に前進してきています。専門家のご意見を伺い、感染の状況、医療提供体制、監視体制の3つについて、具体的な数値なども含め、緊急事態の解除の基準を策定いただき、この基準に照らして39県について緊急事態宣言を解除しました。残りの北海道、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、京都府、大阪府及び兵庫県の8都道府県では、感染者数の大きな減少に加え、重症者もピーク時の6割ぐらいまで減少していますが、まだリスクが残っています。今しばらくは気を緩めることなく、外出自粛などにご協力をお願い致します。1週間後の21日を目処に専門家の皆様に改めて状況を評価いただき、可能であれば期間満了を待つことなく緊急事態を解除する考えです。国内外の事例を見るまでもなく、気を緩めたとたん一気に感染が広がっていく可能性があるのが、このウイルスの最も怖いところです。解除された各県では引き続き、手洗いやマスクの着用、3密回避などの基本的な感染対策を継続するとともに、専門家の皆さんから示された「新しい生活様式」や業種ごとに作成された「感染拡大予防ガイドライン」の実践を通じて、社会経済活動と感染拡大防止の両立に向けた取組をしっかりと進めていただきたいと続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』