新しい元号「令和」

今週、「平成」にかわる新しい元号を「令和」と決定しました。 「令和」は我が国の豊かな国民文化と長い伝統を象徴する万葉集の中の「初春(しょしゅん)の令月(れいげつ)にして 気(き)淑(よ)く風(かぜ)和( やわら)ぎ 梅(うめ)は鏡前(きょうぜん)の粉(こ)を披(ひら)き蘭(らん)は珮(はい)後(ご)の香(こう)を薫(かおら)す」から引用したものです。国書からの引用は初めてであり、「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ」という意味が込められています。安倍総理が記者会見で述べられていたように、新元号の意味や出典に加えて「一人ひとりの日本人が、明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができるような日本でありたい」という願いが込められています。新しい元号「令和」が、多くの国民の皆様から好意的に受け止めていただいているのは、こうした思いが国民の皆様にも共通しているからではないかと思います。政府は、新元号を選定するに当たり、国文学、漢文学、日本史学又は東洋史学等についての学識を有する続きをみる

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