小池都政【接種医療機関に6万回分】ワクチン余剰実態判明

おかげさまで、都議会20期最後の登壇者としてお姐の一般質問が終わりました。
毎度のことながらの議会ハラスメントで、10問問いかけた内1問しか答えず小池知事は答弁から逃げてばかりいました。
再質問も敢行し、それはそれでまたご報告したいと思いますが、小池知事は昨日の所信表明にて突如として「築地の会場は、大会時には車両基地とするため、6月末で閉鎖することとなりますが、代々木ライブサイト会場をワクチン接種の会場として転用する予定」と発表しました。

小池知事“風見鶏”…代々木の五輪PV中止→ワクチン接種会場に、都議選アピール？　2021.6.2 スポニチ

昨日時点東京都福祉保健局に確認した限りでは、誰が「打ち手」になるのか、医療従事者をどう確保するのかは明確なお答えを頂いておりません。

突如としての、ワクチン接種推進…。お姐は、ある疑念がよぎったのです。

【6万回分のワクチンが余剰？！の事実が判明】
政府からワクチン供給がなされた後、各区市町村や医療機関で目詰まりを起こして余っているのではないか？と懸念して、今日の質問をお姐はしていました。

結論から言えば、ワクチン接種を各区市町村で担う医療機関「基本型施設」で６万回分のワクチンが余剰状態にあることがお姐質疑で明らかになりました。
このうち1200回分が使用期限6月末なので再調整が必須となるわけです。

内容についてはお姐の質疑答弁をご覧ください。

【お姐の一般質問で事実が判明】
お姐「都から医療従事者分として、３月に都立病院に届けたのが６月末期限だったはずですが、７月期限のものを先に提供し、６月末期限のものが余ったとしたら大問題です。期限別ワクチンの在庫状況、開始から現時点までの高齢者、医療者への接種率の区市町村別推移をご報告下さい。」

福祉保健局長「都では、先月から、ワクチンを保有する基本型接種施設の状況を調査しており、他の施設に再配分することが可能なワクチン数は、現在、約６万回分
　そのうち、有効期限が６月末のものが約１，２００回分、７月末のものが約４，２００回分、８月末のものが約５１，０００回分、その他が約４，８００回分
　また、都内の対象者で１回目の接種を終えた割合は、現時点で、医療従事者等が約８割、高齢者が約２割であり、区市町村別の接種率は把握していない。」

＊＊＊＊＊

太字部分、「他の施設に再配分することがこれが6万回分」と、答弁しています。
6万回分がある事実が把握できました。
そして今月中に再調整が必要な1,200回分ということです。

今後の基本型接種施設の先の連携型施設への配分をどうするか、迅速な接種に向けて東京都は必ず区市町村や地域の医師会に確認をすること、6月期限分1200回を無駄なく再調整をし、これまでと同じような混乱をきたさないことを強く求めてまいります。

【お姐総括！】
これから打つべきワクチンが6万回分あって、使用期限が迫っているのに配分しきれなかったとして

それで…　代々木PV中止→百合子えらい！→ワクチン接種！→百合子すごい！

ってな構図だったのではないのか…お姐の疑念の点と点が結びついて一本のどす黒い線が見えてきたように思います。（個人の感想です）


本日一般質問
13分一本勝負、再質問を含めて29問の弾丸質問。
↓録画が上がってますので是非ご覧ください。

都議会HP　6月2日でご覧ください　

都民ファーストの会席からは野次が、自民党席からはエールが飛んできて、面白かったです。

しかし、ふるい議会はちっとも新しくならず、むしろ後退して、ぐったり疲れました。
が、お姐は諦めません！！
民主主義と自由主義の道のりは長く、獣道をスキップして進むのであります。

★【小池知事による議会ハラスメント？！】上田令子の質問に全く答えず逃亡する瞬間★
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