2022年4月24日 午前11時過ぎ。もう少ししたら、倉澤農政部長に電話する。豚熱(防疫措置)の現場の状況を聞くためだ。 県職員が、24時間のシフトを組んで、飼養豚の殺処分にあたっている。「公務員なのだから当たり前だ!」と言われるかもしれないが、県民の方々には、県職員が「こうした事態において、どれほど必死に対応しているか?!」を、ぜひ知って欲しいと思う。 新型コロナでも豚熱でも災害対策でも、矢面に立たねばならないのは県職員だ。幹部の人たちを集めた庁議でも、よくこう話している。 「我々(県職員)は、傍観者でも評論家でもない。現場のプレーヤーであり、当事者だ。外から文句を言ったり、注文をつけたりするのは簡単だ。でも、私たちは、(当然の責務とは言え)何かあった時には、県民を守るために、常に先頭に立たねばならない!その苦しさとやり甲斐を胸に、明日からも頑張ろう!」と。 さて、ここからは、新型コロナワクチンの3回目接種に関する話。 群馬県では、前回のブログでも言及した「追加接種インセンティブ付与事業」に加え、3回目の接種をさらに加速するための「2つの追加対策」を実施することを考えている。「若年層へのターゲット広報」と「若年層のワクチン接種機会の拡充」だ。 先ずは、「若年層へのターゲット広報」について説明する。 これまで群馬県は、市町村と連携した広報、ツイッターやtsulunosを活用した情報発信等を通じ、ワクチンに関する正しい知識を持ってもらうための様々な取組を進めて来た。知事である自分自身の抗体量検査の変化を公表し、ワクチンの有効性を訴えたことも、その一環と言える。 しかしながら、若年層の接種率をさらに伸ばすには、新たな対策が必要だと考えている。そこで、SNSを活用した広報を通じ続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』