非常時には約100万人を収容出来るヘルシンキ市内の核シェルターのうち、市営の2ヶ所を視察。

2022年9月14日:パート2 日本時間の午前8時過ぎ。ずっと順調な飛行が続いている。何しろ、日本に到着するまで、あと8時間以上ある。この先、揺れの激しい場所もあるだろう。今のうちに、書けるだけ書いてしまうことにする。 前回のブログで、フィンランド滞在中に視察したヘルシンキ市内の核シェルターに言及した。今回、県のチームが視察したシェルターは2ヶ所。非常時に核シェルターとして機能するイタケスクスの市民プールと、より大規模なメリハカ市民シェルターだ。 この視察には、藤村駐フィンランド大使のご紹介で、ヘルシンキ市の危機管理業務を熟知したヤリ•マーカネン担当官が同行してくれた。2つのシェルター施設の歴史や目的、機能に関して、詳細な説明を受けることが出来た。(感謝) 普段は市民プールとして使われているイタケスクスの施設には、3,800人が収容可能とのこと。約1万5千平方メートルの広さがあるメリハカ市民センターの収容人数は、約6千人だそうだ。 固い岩盤を掘って造られた核シェルターの規模と整備の入念さに圧倒された。例えば、メリハカのシェルター内には、駐車場の他、フットサルのコート、トランポ続きをみる

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