古墳と埴輪こそ、古代で最もイケていた群馬の魅力の象徴〜前橋市の大室古墳群で「快疎」の空間を実感!

2023年1月14日 22時。熱いミルクティーを飲みながら、パソコンのキーボードを動かしている。 土曜日の日は、(珍しく)政務も公務も無し。午後から「群馬県の魅力再発見の旅」シリーズに出かけた。随分、昔に立ち寄ったきりだった前橋市内(赤城山南麓の城南地区)の「大室古墳群」(おおむろこふんぐん)に足を運んだ。約1時間かけて、豊かな自然に包まれた大室公園を、ゆっくり散策した。 この古墳群は、何年か前、吉永小百合さんが出演したJR東日本「大人の休日倶楽部」のテレビCMに登場したことで有名になった。その影響もあって、当時、この場所には、大勢の人々が詰めかけたと聞いている。 大室古墳群の中心は、前二子古墳・中二子古墳・後二子古墳の3つの大型前方後円墳だ。古墳群のうちの4つは、国の史跡指定を受けている。最も印象的だったのは、前二子古墳を登るための石の階段から見える空。「あそこまで登っていくと、眼前にどんな景色が広がっているのだろう」とワクワクさせる。 思ったより大勢の人がいた。家族連れの人たちが多かった。が、とにかく敷地が広く、ゆったりしている。まさしく群馬県の新しい総合計画が提唱する「快疎」の空間そのものだと感じた続きをみる

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