日曜日に放送されたTBS「噂の東京マガジン」の録画を見た率直な感想:その2

2019年12月11日:パート2 21時過ぎ。運動する前に、本日2本目のブログ(「噂の東京マガジン」に関する続編)を書く。 予想していたとおり、番組の流れは最初から決まっていた。先ずは、「群馬県知事が1億円もかけて県庁内に税金の無駄使いとしか思えない動画(放送)スタジオを整備しようとしている!」というシナリオを設定する。その結論を導き出すために必要な材料を集めるというお馴染みの手法だ。 番組の内容を見た印象をそのまま言うと、「スゴく簡単に批判出来そうないい加減な企画(格好の攻撃材料)だと思って取り上げたら、思った以上に真面目にやっていることが分かって、番組取材班が批判材料を集めるのに予想以上に苦労した!」みたいな感じだろうか。(笑) もっと言うなら、番組の制作スタッフが、「知事がブログで、スタジオ設置の目的やコストに関してあそこまで詳しく説明したのは計算外だった。知事へのインタビューへの受け答えも意外としっかりしていたので、突っ込みどころが少ない!」と思ったのかもしれない。 いや、もしかすると、「知事のツイートへの反応を見ても、必ずしも否定的な意見ばかりではない。あまり不正確な中身を放送すると、本気で反撃される恐れもある。知事にはそれなりのネット発信力もある。ネット上で炎上したりすると、ちょっぴり面倒臭い!」みたいに感じたのかも?!(笑X2) 番組を見た知人たちが口を揃えて指摘していたように、スタジオに座っていたレギュラー出演者の方々も、とても気を遣って発言しているように見えた。事実、辛辣なコメントは、ほとんどなかったように思う。 「もちろん意地悪な取り上げ方だったけど、この程度の批判なら、むしろいいPRになったと感謝すべきではないか?」という友人の言葉の意味がよく分かった。 全体の感想を述べた上で、幾つか気になった点は、書き残しておきたい。 番組の中では、「現時点では、(スタジオ設置の効果に関する数値目標に関して)あまり不正確なことを言うのは避けたい!」という自分のコメントが何度か使われていたように記憶している。が、今の時点で正確な数値目標を示せない理由については、一切、触れられていなかった。 自分は番組スタッフによるインタビューで、次のような趣旨の説明をしたのだ。 「今後、研修や人事交流等を通じて、動画を撮影、編集出来る県庁職員を養成する。何人くらいの職員に、どんな形で担当してもらうのかは、人事部等とも協議してこれから決める。そこが明確にならないと、1週間にどのくらいの数の動画を発信出来るかが明確にならない。」 「だから、今の時点であまり不正確な目標値を示すことは控えたい。が、来年4月にスタ続きをみる

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