2025年1月3日 午前10時過ぎ。高崎市内のカフェで、パソコンの電源を入れた。熱いミルクティーを飲みながら、最新のブログを書く。 本日(3日)は、年末・年始の最後の休日。明日(4日)からは、週末を含む「県内各地への新年会行脚」が始まる。1月の下旬までは、ほとんど「死のロード」だ。(笑) が、知事として、様々な分野で活躍する大勢の県民の皆さんに、自らの言葉で、本年の県政の展望を伝える絶好の機会でもある。日程は厳しいが、今年も全力で走り切るつもりだ!! さて、今回は知事ではなく、1人の格闘技ファンとしてのブログ。昨年末(12月24日)に行われる予定だったボクシング(スーパーバンタム級)のタイトルマッチ(井上尚弥選手vsサム・グッドマン)が、グッドマン選手側の直前のハプニングにより、今年の1月24日に延期された。楽しみにしていただけに、本当に残念だった!!(ため息) まあ、直後に1ヶ月後の再試合が発表されたのは良かったけど…。 「モンスター」というニックネームがすっかり定着した井上尚弥選手(31歳)は、まさにボクシング界のスーパースター!!誰もが認める日本ボクシング史上の最高傑作だ。 長年のボクシングファンである自分の目から見ても、こんなにスゴいボクサーは見たことがない!!これまでに4階級を制覇。戦績は28戦28勝で、全勝無敗を誇る。 しかも28勝のうち、KO勝利が25回!!軽量級のボクサーでKO率がほぼ9割だなんて、通常では考えられない!!(驚) 米国の老舗ボクシング専門誌「ザ・リングマガジン」が毎年、発表しているPFP(パウンド・フォー・パウンド)のランキング(階級を超越した強さを示す指標)で、(短期間ながら)第1位にランクされたこともある!! その後も、堂々の第2位をキープしている井上尚弥は、今や、世界のスーパーバンタム、フェザー級の強豪たちが、「イノウエと戦いたい!」と次々に名乗りを上げるほどの存在になっている。 ちなみに、2階級で4団体統一を果たし、「undisuputed champion」(絶対王者)と呼ばれるボクサーは、長いボクシングの歴史の中で、(現時点では)次の3人しかいない。 ウクライナ出身のアレクサンドル・ウシク選手(PFP1位)、米国のテレンス・クロフォード選手(PFP3位)と井上選手だ。 ボクシング関係者なら誰でも知っていることだが、現在、ボクシングの軽量級は、日本人ボクサーに席捲されている!! 例えば、バンタム級では、主要4団体のチャンピン全員が日本人という、かつてない黄金期に突入している。 その中でも、特に注目を浴びているのが、WBO王者の中谷潤人選手(27歳)だ。こちらも3階級を制覇し、29戦して未だ無敗。KO率も8割。井上選手には及ばないが、このクラスのボクサーとしては異常な数字だ。 しかも、中谷選手は、少し前からPFPクラブにも登場。最新のランキングでは、第9位に位置づけられている。 加えて、もう1人、大きな注目を浴びている若手ボクサーがいる。キックボクシングの世界で伝説(42戦全勝)を築き、数年前、ボクシング界に彗星の如くデビューした若き天才、那須川天心選手(26歳)だ。 ボクシングに転向して、まだ2年も経っていないのに、昨年10月には、5戦目で、WBOアジア・パシフィック・バンタム級王座を獲得。WBO世界バンタム級では、早くも7位にランクされている。正真正銘の「格闘技の天才」だ。 更に言うと、今年の2月には、WBO前バンタム級世界王者であるジェイソン・モロニーとのノンタイトル戦が決まっている。 この試合が、天心選手の真の実力が試される舞台になることは間違いない。この試合にワクワクしない格闘技ファンは、いないと思う!! 中谷選手も天心選手も当然、最強を目指している。すなわち、彼らの最大の目標は、「井上続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』