2025年2月1日:パート5 月曜日の朝。本来なら、新幹線で東京に向かっているはずだった。岩屋外務大臣と中谷防衛大臣とのアポが入る可能性があったからだ。が、国会の日程もあり、両大臣との面会は、調整がつかなかったとのこと。 そのお陰(?)で、本日の出勤は午後からということになった。午前中は、自宅で作業をする。ちょっぴり得したみたいで、嬉しい!!(笑) もちろん、両大臣にも、必ず近いうちにお目にかかれると信じている。2人とも仲良しだし、メールでも直接、了解をもらっている。 岩屋大臣には、ベトナムを含む知事のトップセールス(地域外交)に関して、現地の日本大使館にお世話になっていることのお礼を申し上げ、引き続きの支援をお願いしたいと考えている!! 中谷大臣には、群馬県に対する自衛隊の数々の支援への謝意を伝えると同時に、今後も非常事態にはぜひご協力をお借りしたいとお願いする。その他、外務、防衛両大臣への幾つかの要望もある。 外務省、防衛省の皆さん、お忙しい中、ご迷惑をかけますが、大臣の日程調整がつくように、ぜひ力をお貸しください!! さて、ここからは「知事の行動原理」に関するブログシリーズの続編(その④)に突入する。 かなり前のことになるが、ある県の知事が、地元選出の国会議員に、こんな相談を持ちかけたと聞いたことがある。第三者を介しての情報なので、真偽のほどはよく分からない。 が、知事がその国会議員に訴えたという悩みは、次のようなことだったらしい。 「プロバーの副知事の力が強くなり過ぎて、困っている!!」 このエピソードを伝え聞いた時、同じ知事として、直感的にこう推測した。 「もし本当に副知事の力が強くなり過ぎているのだとしたら、それは、知事自身の責任だ。恐らく知事が、これまでの県の重要な政策や事業の決定に、ちゃんと関与していなかったに違いない!!」 「多分、頻繁な知事協議などなかったのだ!!だから、大事な事業の内容やそれが決定されたプロセスを、知事本人がきちっと把握していなかったのではないか?!」 「そんな状況だとしたら、あらゆる(?)現場の判断に関わっている副知事の影響力が過度に強まるのは、当然の流れだろう!!」と。 同時にこうも思った。 「幸運なことに、『副知事の動きを知事が抑えられなくなる』(=幹部の暴走?)みたいな現象は、山本県政では起こり得ない!!なぜなら、県にとって重要な政策や決定は、ほぼ全て知事協議にかけられる仕組みになっているからだ!!」 「その協議には、常に2人の副知事と秘書課長が同席する。例えば、知事協議の場が1週間に一度だけ(それも午前中?)しか設けられておらず、それが延期されると協議も1週間延びるみたいな馬鹿げたことは、今の県政ではあり得ない!!(苦笑)」 「県知事として、2人の副知事や各部長に、箸の上げ下ろしまで細かく指示するようなことはしていない。そもそも今の県庁では、あちこちで同時多発的に新しいことや、画期的なことが起こり続けている!!知事がその全てを細部までフォローするなんて、そもそも不可能だ!!」 「もっと言うと、幹部を含む職員の人たちを信頼し、彼らが『現場で進められる』と判断したことは続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』