2025年5月7日:パート4 米国時間の20時30分。シカゴのオヘア空港から羽田に向かう飛行機の機中で、パソコンを開いた。日本時間だと8日の午前10時30分になる計算だ。 シートを倒して寝る前に、もう1本だけブログを書く。 今回の米国訪問では、ネブラスカ、インディアナ両州の知事との会談に加え、州政府の幹部や関連機関、現地の大学と連携した施設等の視察を行なった。それぞれの機関の代表者とも面会。群馬県との具体的な連携の可能性を話し合った!! 考えてみたら、今まで、こうした日程に関して詳細な説明をしていないことに気がついた。忙しくて、とてもそこまで書く時間がなかった。(ふう)改めて、詳しく記しておくことにする。 5月の県議会では、知事の米国訪問に関する質問も出るだろう。このブログは、きっと質問に立つ県議の皆さんの参考になると思う。 先ずはネブラスカ州。過去のブログでチラッと触れたように、2日のVIP夕食会の後、ネブラスカ州立大学リンカーン校イノベーションキャンパス(NIC)の専務理事を務めるケイト・エンゲル女史とのバイ会談をやった。 NICは2012年に、官民連携によるイノベーションを生み出す拠点として設立された。研究施設、メイカースペース、温室研究所、インキュベーション、特許管理など、研究の商業化を支援する機関が併設されている。 すなわち、研究から商業化までの総合的な支援を行う体制が整っているということだ。 最初は施設の視察のみで済ませる予定だったが、ケイト氏からの強い要望で、直接、面会することになった。とても熱意のあるひとだった。 NICの施設の1つに、フードインキュベーションセンターがある。ここでは、食に関する研究から商品開発、企業の支援までを行なっているとのこと。この分野では、群馬県との連携は十分、可能な気がした。群馬県は、食品加工産業も盛んだからだ。 NICは、小規模なビジネスも丁寧に応援している。例えば、5人で始めたアイスクリームショップを数十人の規模まで増やし、州全体で展開出来るビジネスに育てた事例は、とても参考になった!! 続けて、ネブラスカ州オマハ校メディカルセンターイノベーションハブ(Cat続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
ネブラスカ州で視察した大学や関連機関を解説〜それぞれの代表者との面会で学んだこと!!
