全てのチャレンジャーに贈る言葉!!②〜前橋市長選と太田市長選から改めて学んだ政治家の覚悟!!

2025年5月10日:パート2  15時過ぎ。熱いミルクティーを飲みながら、パソコンのキーボードを叩いている。急いで、前回の続編(その②)を書いてしまおう。 過去のブログでも触れたが、太田市長選挙の複数の世論調査のデータを、細かくフォローしていた。驚いたのは、穂積前県議(現市長)が出馬を表明した直後の調査で、2人の候補者のポイントがほぼ並んでいたことだ!! この数字を見て、太田市民の間に「現職への多選批判と世代交代を望む声」があることを知った。その後、組織力では新人を大きく上回っている現職陣営の運動が広がるにつれて、両者の差は5ポイント近くまで広がった。 というより、「それでも、5ポイント程度しか離れていなかった」ことに、ある種の危機感を感じていた。知名度でも、実績でも、運動量でも、圧倒的に相手候補を凌駕している現職が各地区の集会を飛び回っている中で、「10ポイント差が開いてもおかしくない!」と考えていたからだ。 選挙告示直前の複数のデータは、どれも4、5ポイント差で現職のリードを告げていた。その後は、表面的には「とても盛り上がっているようには見えなかった」7日間の選挙戦の中で、新人候補がジワジワと支持を広げ、現職を逆転するという展開だった!! 実は昨年の2月に行われた県都前橋の市長選挙でも、同じような流れが発生していた。 その前年の4月の県議選において、前橋選挙区で初めてのトップ当選を果たしていた小川晶前県議(現市長)の出馬の可能性が取り沙汰されていた頃(2年前の9月か10月)、恐らく市長選挙における最初の世論調査が行われた。 この時点では、現職の山本龍市長が、仮想の候補者である小川県議(当時)を、ダブルスコアでリードしていた。 この数字を見た山本市長の陣営は、「小川氏は出馬出来ないだろう!」と高を括っていた気がする。が、自分はこの段階から「小川県議は必ず立候補する!」と予想し、周辺にそう言い続けていた。 その後、同年11月の下旬になって、小川県議が市長選挙への出馬を固めたことが報道され、11月26日に立候補を正式に表明した。 予想外だったのは、現職と有力な新人候補が出揃った後に実施された世論調査で、この2人の支持率が「ほぼ並んでいる」と判明したことだ。 自分の記憶が正しければ、翌年の1月の調査では、「新人が現職を数ポイント上回っている」という結果が報告されていた。前橋担当の地元秘書を呼び、「現職にとっては、極めて厳しい戦いになる。よほど頑張らないと届か続きをみる

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