2025年10月8日:パート2 21時。高崎の自宅にいる。 今晩は、高崎市内で音楽関係者と会食。地域創生部長、文化振興課長、首席補佐官も一緒だった。何をやるにも「熱」のあるひと、素敵ですね!!(ニッコリ)群馬県のために、ぜひ力をお貸しください!! さて、改めて、今回の自民党総裁選に関する山本一太の分析と感想を記しておく。過去のブログで、高市早苗氏が総裁に選ばれたのは、自民党支持者の間に「高市待望論」があったからだと記した。 逆の角度から見た時、小泉進次郎総裁の誕生を阻んだのは、「変化を恐れる(=実は変わりたくない)議員の心理」だとも指摘した。 新総裁が決まった後も、様々なメディアの報道に目を通している。「今回の総裁選の最大の勝者は、麻生元総理と小林鷹之氏(コバホーク)」というのが共通認識のようだ!! 麻生元総理の戦略が決選投票でのドラマを生んだとか、いわゆるキングメーカーの間の争いで、麻生元首相が菅元首相や岸田元首相との暗闘を制し、高市自民党の「キング・オブ・キングス」になったとか、確かにそんな流れはあったかもしれない!! が、高市早苗氏が総裁選で勝ち残った最大の要因は、自民党員を含む自民党支持層が、「高市総裁を強く望んでいた!」ということに尽きると考えている!! 例えば、高市氏に対する党員票が4割に達していなかったとしたら、いくら派閥の長や党内の実力者が動いたとしても、高市早苗氏に「あれだけの数の議員票」が集まることはなかった気がする!! 残念だったのは、決選投票の議員票で、高市氏が小泉氏を上回ったことだ。仮に小泉氏が議員票で高市氏を20票、上回っていたとしたら、(僅差で総裁には当選出来なかったとしても)高市新総裁は、小泉氏を幹事長に起用せざる得なかっただろう!! 個人的には、「高市総理&小泉幹事長」という未知のコラボ(?)を見てみたかった!! 万一、小泉総理が生まれていたとしても、小泉氏は党員票で他の4人の候補者を圧倒した高市氏を、No.2の幹事長に任命したに違いない!! すなわち、小泉氏が勝った場合には、「小泉総理&高市幹事長」というチームが出現していたはずなのだ!! 「水と油」みたいに見えるこの2人のペアリングは、もしかすると「絶妙な組み合わせ」になっていた可能性もある。政策や考え方が違うと言っても、それほどドラスティックな違いがあるわけではない!!いや、意外と「強固な信頼関係」が構築されていたかもしれない!! そう感じる理由はシンプル。高市氏も小泉氏も「信義や恩義を重んじるタイプ」の政治家だからだ!!自分には、それがよく分かる!!高市さん、地元の支持者をとても大事にしているもの。 前回のブログでも触れたが、高市早苗 総裁(間もなく総理大臣?)には、日本の衰退に歯止めをかけ、力強く復活させるために、思う存分、力を発揮して頂きたいと思っている!! さて、今から20年くらい前の号だったと思うが、「週刊朝日」に連載されていた「田原総一朗のギロン堂」というコラムの中で、田原氏が、元外交官の佐藤優氏の著書「国家の罠」を絶賛していた。 このコラムの中身があまりに面白かったので、ずっと心に残っていた。これを読んで、「なるほど、佐藤優さんてスゴいひとだな!」と改めて感じたことを、よく覚えている。 上記のコラムで、田原氏は、佐藤氏のことを「すごいという形容詞が当てはまる数少ない情報のプロ」と評価した上で、佐藤氏の数々の言葉を紹介している。 断っておくが、佐藤氏ご本人から聞いたわけではない。あくまで、田原氏が週刊誌のコラムで記していた話だ。改めて調べてみたら、次のような内容だった。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(前略) 「その佐藤が面白いことを言った。国民はきれいな鳩で、政治もきれいな鳩であることを望んでいる、と。もちろんハト派、タカ派のハトのことである。」 「そこからの佐藤の説明が面白い。『鳩』は通常の手段を使っても、権力など握れない。権力を取ろうとすれば、汚れるしかないというのだ。」(中略)「汚れた鳩。それが田中角栄、竹下登、金丸信、そして鈴木宗男に至る系譜を指していることは疑う余地はない。『ところが』と、佐藤は言う。 国民は、初めのうちは、鳩が汚れるのは仕方がないと大目に見てきたが、だんだん汚れた鳩にうんざりしだした。」 「拒否反応を覚えた国民は『きれい』な部分に重点を置く。『汚れた鳩』よりも、『きれいな続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
高市総理、安倍元総理のような「きれいで、時には鳩も演じられる、したたかな鷹」を目指してください!
