県内の市町村立の小、中学校再開の判断は地元市町村長の権限〜それでも共有しておきたい危機感

2020年4月3日 21時過ぎ。高崎の自宅にいる。 本日の県内でのPCR検査は55件。この中には、濃厚接触者7名、館林厚生病院関係者31名が含まれている。そのうち、新たに4人の陽性が判明。これで群馬県の感染者は25名ということになった。 それでも、まだ感染経路をフォロー出来ている。中核市(前橋と高崎)の保健所とも連携しつつ、迅速に濃厚接触者を割り出し、必要な措置を取る。踏ん張れ、群馬県! 昨日、群馬県として、「県立学校の臨時休校を5月のGW明けまで延ばす」ことを決定した。専門家の見解を聞き、様々な角度から議論を重ねた上での知事の決断だ。県民の安全と命を守るために必要だと判断した。あらゆる批判は甘んじて受け止める。 市町村立の小中学校、高校の再開の判断は、学校を管轄する個々の市町村長、教育委員会の判断に委ねられている。が、知事の立場からすると、「県全体で一律に対応出来るなら、それが最も望ましい」と考えている。すなわち、小、中学校の再開についても、「もう少し状況を見極めて判断すべきだ」と思っている。その点は明確にしておきたい。 が、市町村立の学校については、予定どおり再開する地域が多いようだ。当然のことながら、個々の市町村の判断を尊重する。地元の実情を最も良く続きをみる

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