総理の記者会見を受けて(改めて)県民に強く要請した大型連休が終わるまでの不要不急の外出自粛

2020年4月17日:パート3 21時過ぎ。少し前に帰宅。背広を脱いで、パソコンの前に座った。熱い紅茶を片手に、本日3本目のブログを書く。 本日のPCR検査の結果が出た。県衛生環境研究所で実施他53件の検査のうち、新たに2名の陽性が判明。感染者は、藤和の苑入居者1名、28例目の濃厚接触者1名(館林保健所管内)だった。早速、積極的疫学調査を開始している。明日16時に健康福祉部長が記者会見を行う予定だ。 昨日よりは減ったものの、全く油断出来ない状況だ。感染経路は特定出来ている模様。感染を広げないために、早急に濃厚接触者の割り出しを進める必要がある。 18時から、NHKで生中継された安倍総理の記者会見を見た。総理会見を受けて、19時30分から、今日2度目の知事による臨時記者会見を開いた。冒頭、知事として、次のように県民に呼びかけた。全て自分の言葉だ。そのまま掲載する。 「先ほど、TVで安倍総理の記者会見を拝見しました。今回、政府が緊急事態宣言の対象地域を全国に広げる決断をした、その背景や狙いは十分に理解出来ます。私としては、むしろ遅すぎたくらいだと感じています。群馬県知事として、(改めて)今回の安倍総理の決断を支持したいと思います。」 「新型コロナウイルスの感染爆発を防ぐには、政府と都道府県が足並みを揃える必要があります。ましてや大勢の人が移動する可能性のある大型連休(ゴールデンウイーク)を前にして、集中的に思い切った手段を取ることは、ウイルスの蔓延を阻止するために不可欠だと考えています。 「特に都市部から地方への人の移動がすでに始まっていると言われている状況の中で、緊急事態宣言を全国に広げ、県を跨いだ大量の人の移動を抑えることは、極めて重要です。その意味で、今回の政府の判断は理に適っていると思います。」 「今、重要なのは、政府と都道府県が力を合わせて、この問題に取り組むことだと考えます。群馬県としても、引き続き政府としっかり連携し、新型コロナウイルス封じ込めに全力を尽くしていくつもりです。」 「県民の皆様に1つ、分かっていただきたいことがあります。今回の新型コロナウイルス危機は、私たちが経験したことのない未曾有の試練です。当然、前例のない対策を講じていくことになります。政府も自治体も、いろいろ悩みながら、全国や地域の実情を踏まえ、様々な対策を講じているのが現状だと思います。」 「前例のないことだけに、何をやっても(国民や県民の方々から)厳しい評価を受けます。休校中の学校を再開しても、逆に再開を延期しても、お叱りを受けます。休業要請を行っても、行わなくても、批判されます。いかなる批判も甘んじて受けますが、最後は知事である私が決断し、実行し、責続きをみる

『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』