群馬県内の患者の入院状況と病床数確保の現状及び目標〜無症状者、軽症者の宿泊療養施設の準備にも全力

2020年4月26日 午前10時前に揺れを感じた。早速、県庁の吉田危機管理監に電話した。少し前に、「県内の被害はない模様」という連絡があった。ひとまず、ホッとした。が、他県は対丈夫だろうか? さて、最近、群馬県内の地域の中核病院で、続けて院内感染が発生した。利根中央病院と太田記念病院だ。関係者と力を合わせ、これ以上の感染拡大を、全力で抑え込む必要がある。 利根中央病院の様々な貢献に関しては、過去のブログで言及した。太田記念病院は、前橋赤十字病院、高崎総合医療センター、群馬大学医学部附属病院とならぶ、県内の4の救命救急センターの1つだ。年間約6千台の救急車を受け入れている。 特筆すべきは、救急車の応需率が98%以上であること。すなわち、ほとんどの救急車を断らずに対応しているということになる。地域の周産期母子医療センターとしては、東毛地域の産科、小児科の最後の砦と言っていい。初期研修医の受け入れについても、6年連続でフルマッチという人気の病院でもある。 この2つの基幹病院が、1日も早く診療を再開出来るように、県としても引き続き、支援を行なっていく。 医療機関に関して言うと、一昨日の「Ask知事」でも、県民の方々から、「新型コロナウイルス感染患者の入院状況はどうなっているのか?」「病床数の確保は大丈夫なのか?」といった多くの質問が寄せられた。今回のブログでは、この点に関する群馬県の最新の状況を報告する。 昨日時点での県内感染者140人のうち、現在、103人が入院中だ。入院患者数は、県内の感染症病床数52床を続きをみる

『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』