オンライン授業の整備が不可欠なwithコロナの世界〜市町村と連携して教育ICT化を一気に進めたい

2020年5月20日 朝。眠い目をこすりながら、新型コロナ関係の資料を読んでいる。 5月11日に召集した臨時議会で、補正予算(897億円)が成立した。全会一致だった。県議会各会派の皆さんに、改めて感謝を申し上げたい。 この補正予算の中で、「子どもたちが安心して『学び』を続けるための取り組み」に30億円の予算を確保した。最大の目玉は、全国で初めて「1人1台のノートパソコン」という環境を実現することだ。 具体的に言うと、県立高校のノートパソコン配備に約21億円を計上した。2025年度までに段階的に整備する計画だった。が、当初の計画より5年前倒しにするという大胆な決定に踏み切った。 理由は明確。現在の休校措置が長期化していることに加え、第2波、第3波の流行も想定される。このタイミングで、自宅にオンライン学習環境を作っておくことが、「学びの機会」を確保するために、極めて重要だと判断した。 加えて言うと、将来的には、生徒が自らのパソコンを持ち込んで授業に活用する「BYOD(Bring Your Own Device)」を導入することも目標に掲げた。そうなれば、県内の高校生が、簡単にオンラインの授業を受けられるようになるからだ。 学校再開後、特に来年度以降は、「1人1台のノートパソコン」を、授業の主要な学習用具として活用してもらえるようにしたい。 県立高校等におけるICTを活用した教育に必要な機器続きをみる

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