西村経済再生担当相に提案した知事独自の新型コロナウイルス特措法改正案の概要を解説:その1

2020年5月31日 午前中、武藤健康福祉部長、片貝補佐官等と連絡を取り合った。夕方には、今日のPCR検査の結果が判明するだろう。 さて、群馬県知事に就任して10ヶ月が経過した。この間、CSF(豚熱)、台風19号、新型コロナウイルス感染症問題が次々に発生。振り返ってみると、「毎日が危機管理」だった。知事にとって最も重要な仕事が何なのか?そのことが、よく分かった。 特に、新型コロナウイルスへの対応に関しては、現行の新型インフルエンザ特措法に「改善の余地がある」ことを日々、痛感している。知事として、改めて政府と与党に次のことを強くお願いしたい。 ぜひ(1日も早く)現行の特措法を改正して、国と都道府県の役割分担を明確にしてください。併せて、営業制限や損失補償、財源の確保等についても明記してもらいたいのです。 この問題に関しては、これまでブログやメディア等を通じて、繰り返し訴えて来た。国と都道府県の役割分担を明確化し、実効性の伴った対策の実施が出来る体制を整備することは、感染防止対策の徹底(=新しい生活様式の実践)と同じくらい重要だし、急務だ。 国内での感染がほぼ収束(?)したとはいえ、いつ第2波が発生しても、おかしくない状況だ。実際、北九州市では、早速続きをみる

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