新型コロナ感染者急増の影響は今そこにある危機〜知事として「楽観論」に立つことは出来ない。

2020年7月24日 昼過ぎ。何か食べる前に、ブログを更新する。 昨日と同様、朝から新型コロナに関する情報を集めている。県の健康福祉部長等とも、電話で話をした。夕方には、県内の検査結果が判明する。東京の数字も心配だ。 地域経済への影響を最小限にするため、出来れば、経済活動の制限には踏み込みたくない。だから、過剰反応は避けたい。しかしながら、県民の健康と命を守るために、感染拡大は封じ込める必要がある。そのために(必要があれば)迅速に対応しなければならない。 今日もこの「難しいバランス」に悩みながら、小さな決断を積み重ねていくことになる。 え?「感染者が増えても、いちいち気にしなくて大丈夫だ」って?!「第2波なんて、恐るるに足りない」って?!「外出や移動の自粛、休業なんて求めなくても、そのうち(自然に)収まるものだ」って?!自分だって、そう思いたい。が、現実は違う。 何度も言うが、社会・経済活動が増えれば、感染者の数も増える。その事実を県民に伝えつつ、冷静に対応することが肝要だ。これまで群馬県独自の感染防止策を講じて来たのは、過剰反応を抑えるためなのだ。が、そうは言っても、知事として「陽性者の増加」に無到着でいられるワケがない。 考えて見て欲しい。感染者が急増すれば、医療体制は短期間で逼迫する。すなわち、現実問題として、最悪のシナリオである医療崩壊の危険性が高まる。続きをみる

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