2020年9月23日 早朝。眠い目をこすりながら、パソコンの前に座った。 昨晩のブログでも触れたが、本日は東京日程。午前中に田村憲久厚生労働大臣に、午後から河野太郎行革担当大臣、菅義偉総理大臣、加藤勝信官房長官と会う。菅総理はもちろん、3人の超多忙な現職閣僚が、早速、時間を作ってくた。本当に嬉しい。(感謝) さあ、ここからは「安倍総理との忘れられない20分」の続編。 9月4日。総理官邸で安倍首相と会った。約20分、2人きりで色々な話をした。どうしても安倍総理に直接、会いたかった。「本当にお疲れ様でした」と言いたかった。 総理(正確には前総理)との会話の中で、こちらから森友、加計問題に言及した。安倍首相に、改めて思いの丈をぶつけた。先ずは、総理にこうお詫びをした。 「総理、私が参院予算委員長を務めていた時期、森友、加計問題には、かなり厳しく対応させていただきました。総理や関係閣僚の皆さんは、さぞ不愉快だったことと思います。『与党の委員長なのに、なぜあそこまでやるのか?』と。この点は、大変、申し訳なかったと感じています。」 「が、少し言い訳させてもらうと、私がこの2つの問題に厳しく対応したのは、本当の安倍ファンだからです。以前にも(官邸のこの部屋で)申し上げた記憶がありますが、私は、この2つの問題が、そもそも総理のせいで起こったことではないと考えています。こんな言い方をすると失礼ですが、総理の周辺の親しい方々の不注意な行動、配慮の欠如が招いたことだと思っています。」 こんな話をしながら、当時、何度も呼ばれてスタジオ出演した討論番組やワイドショーの記憶が蘇って来た。その様子を思い出しながら、こんなふうに続けた。 「にもかかわらず、いろいろ理由はあったとは思いますが、総理の答弁が連日、あんな形で執拗に追及され、ある意味、追い込まれる羽目(?)になってしまった。『朝まで生テレビ』のスタジオで、野党議員の人たちから、田原総一朗氏が掲げた時系列のパネルを見ながら、『安倍総理はウソをついている』と何度も指摘された時の悔しさは、今も忘れられません。」 感情を抑えつつ、こんなことも言った。 「私の目から見ると、安倍総理はとてもクリーンな政治家です。実際、30年近くも与党のメインストリームにいながら、政治資金を含む醜聞やスキャンダルの類は、ほとんど聞いたことがありません。だからこそ、この2つの問題の展開は、20年続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』