緊急事態宣言の解除を見送った政府の判断を評価〜同時に宣言対象地域にならないことの重要性も痛感②

2021年2月13日:パート2 夕方。熱い紅茶を飲みながら、前回のブログの続編を書く。 少し前に、本日の新規感染者(18名)の内訳が判明した。概要を報告しておく。 経路不明の割合が6割。全体の数は減って来ているものの、この点は要注意だ。 20~30代は1割で、60代以上が最多3割だった。前回のブログでも触れたが、伊勢崎地区(10名)が半分以上を占めている。 県内における最新の感染状況はどうだろうか?直近1週間の新規感染者数(昨日時点)は148名。県民の方々の努力のお陰もあって、先週の290名から大幅に減少した。(感謝)客観的数値の状況は、ブログの末尾に添付した4枚のスライドを見て欲しい。 先ず、1日あたりの新規感染者数は25、4人。先週の38、3人から13人ほど減少した。昨日と今日の数字を加えると、この数値は、恐らく21人くらいまで下がるはずだ。 感染経路不明の感染者は31、5%。先週の22、1%から減少している。検査の陽性率は3、6%。これも先週の5、7%から下降した。 1週間の陽性者の年代や推定感染経路をまとめて見ると、20〜30代が最多で約4割。次いで40〜50代が約3割となっている。60代以上は減少。若く活動的な世代の感染が目立つ。 先週と同様、感染経路不明の人は約3割。このうち約半数が40〜50代の働き盛りだ。 最も重要な指標の1つである医療提供体制はどうだろうか?現時点で、人工呼吸器を使用している方(=重症者)は10名。そのうちECMO(人後輩装置)を使用している方が2名いる。 新型コロナ病床の稼働率は39%。先週の57、2%%から大きく(18ポイント)減少した。病床稼働率が40%を下回るのは、12月7日以来、およそ2ヶ月ぶりのことになる。 毎日、必死に踏ん張っていただいている医療従事者の方々に対して、知事として改めて感謝を申し上げたい。 宿泊療養者数は168人。宿泊療養施設に関しては、約900室が稼働続きをみる

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