2021年5月26日 間もなく昼12時。知事室で、パソコンのキーボードを叩いている。 午前9時30分から、5月補正予算追加提案分について関係部局と協議。いつもの通り、2人の副知事、総務部長、財政課長も出席。首席補佐官や秘書課長等も同席した。約2時間、担当部局と濃密な議論を行った上で、方針を決めた。 時々、こう思わずには、いられない。「一般の県民の方に、こうした協議の場面を実際に見てもらえたら、県庁内でどれほど真剣な議論が展開されているか?知事と県職員が、1つ1つの予算の中身をどれだけ本気で検討しているのか?その雰囲気を、分かってもらえるのになあ」と。 あるベテラン職員が、つぶやいていた。「どんな協議でも、知事と副知事がこれだけ何度も発言し、これだけの時間をかけて関係部局とやり取りする。こんなこと、過去には、一度も記憶がありません」と。 午後からも様々な日程が続く。13時30分には自民党県議団執行部(5役)が要望書を持って来庁する。 最大会派の自民党県議団には、日頃から、知事の方針や政策を、力強く後押ししていただいている。(感謝)それぞれの地域の代表で続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』