「まん延防止等重点措置」の2週間延長というより、措置解除後の経済活動再開に向けた準備の2週間!

2022年3月3日:パート2 22時過ぎ。ウクライナ情勢に関する欧米メディアの最新ニュースをチェックした後で、再びパソコンのブログ更新画面に向かっている。 午前中に太田市に移動。長年、お世話になった方の弔問を済ませた。続けて、前橋市内で2人の政治関係者と昼食懇談。午後から県庁に出勤した。 幾つかの打ち合わせを終え、15時30分からの定例会見に出席。政府による「まん延防止等重点措置」の2週間の延長を想定しつつ、県内全域を対象とした「県民に対する要請の内容」を説明した。基本的には、これまでと同様の要請を行うこととなる。 過去のブログでも触れたが、今回の延長要請は、とても難しい判断だった。危機管理チームの専門家の方々にも意見を伺ったが、「措置は延長すべきだ」との意見と、「解除を検討してもよいのではないか」との意見が、半々の状況だった。専門家の間でも、判断が2つに分かれたのだ。いかに難しい決断だったかを、分かっていただけるものと思う。 何度も言うが、知事個人としては、政府に措置の延長を申請することは避けたかった。出来れば、解除を要請したかった。が、そうは言っても、(1)病床の使用率が高いこと(2)高齢者の入院割合が高く、重症者、死者数も多いこと(3)県民に対するワクチンの追加接種がまだまだ進んでいないこと〜等を考え合わせると、医療の現場には、依然として「負荷がかかった状態」が続いていると言わざるを得ない。 この段階で、しっかり感染者数を押さえ込んでおく必要があると判断した。実際、先行して措置が解除された沖縄県では、リバウンドの兆候続きをみる

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