保育園卒園式がおこなわれた3月19日、私も法人理事長として参加した。
例年であれば卒園式は1回行うのみ。しかし3クラス73名の園児がゆうぎ室内に一堂に会すると厚生労働省が求める「児童同士の間隔は1m以上が望ましい」の順守が困難になることから、今年の卒園式はクラス別開催。午前9時開催、午前11時開催、午後1時開催の3回開催することとした。
午前9時から10分間、思い出の映像を放映、その後、卒園式・卒園証書授与式が40分、クラスでの最後の保育は20分、卒園式送り出しは10分程度を予定しており、これを3回実施することとした。
卒園式では子どもたちは式を通してマスクを着用したままだが、卒園証書授与の一瞬だけはマスクをはずしておこない、子どもたちは舞台上からパパ、ママにまぶしい笑顔をおくっていた。
コロナ禍における行事では、行事の開催時間を短縮したり、クラス分けして集団を小さくしたり、行事の形態を変えたりしながらも、行事の中止だけはしないよう心掛けてきた。日頃の保育もさまざま行事も子どもたちの成長には欠かせない。コロナ禍の今こそ、保育者の踏ん張りどころ。