教育長不在に

名古屋市会本会議が開会された3月22日、新たな教育長に前副市長を起用する人事案が反対多数で不同意となった。これにより、4月1日以降、名古屋市では教育長不在となる。なお、教育委員が教育長職務代理者を務める。

名古屋市会で教育長人事が不同意となることはまずないといっていい。議会が同意するであろう人材を市長が教育長に任命するのが一般的だからだ。

一方、河村市長はわざわざ議会が否決するであろう到底教育長にはふさわしくない人材を選び、議会との対立を演出しようとする。もちろん狙いは来年4月に行われる名古屋市会議員選挙において減税日本の躍進を念頭に置いての仕掛けであることは間違いない。そこには子どもたちへの愛情はみじんも見られない。教育長を政争の具にしようとする姿勢には本当にうんざり。


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横井利明
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