名古屋市も登園自粛要請 保育園
保育園児など子どもたちに感染が急拡大している新型コロナウイルス感染症に対して、名古屋市は自宅での保育が可能なご家庭に対して、1月24日「登園自粛」を呼び掛けた。
市内保育園ではすでに138か園(1月24日現在)が新型コロナの感染拡大により休園中。また、保育士の感染や保育士の家族の感染による自宅待機などで、すでに保育スタッフも不足し、保育に重大な支障が出ていた。
また、名古屋民間保育園連盟も保育園内での感染拡大に歯止めがかからないこと、また、保育スタッフの確保ができず保育の維持が困難となっていることから、1月24日午前には、名古屋市子ども青少年局に対し「登園自粛要請」を出すよう要望。横井利明も先週には同要望を子ども青少年局に要請していた。
登園自粛要請により、保育資源をエッセンシャルワーカーや保育を必要とするご家庭に集中的に投入することが可能となるだけでなく、感染リスクも大幅に低減できることになり、保育の継続ができる体制が整った。今後は、名古屋民間保育園連盟と名古屋市が協力して保育園内で感染拡大したメカニズムを解明するとともに、保育施設内での感染症対策についてあらためて検討が進むことになりそうだ。