国登録有形文化財のくじらの塗装が剥離

IMG_2336令和3年10月14日に国の登録有形文化財に登録されたばかりの「道徳公園くじら像」の塗装が大きくはがれた問題が、地元をざわつかせている。

■ 塗装剥離の原因(南土木事務所の見立て)
空洞となっているクジラ内部にたまった水が湿気となってコンクリートのクラックを通過したりくじら像自体に吸収されたりして、表面の塗装がくじら像から浮き上がったもの。そのため剥離が起きたものと考えられる。

■ 今後の対応
くじら像は登録有形文化財のため、公園を所管する土木事務所単独で補修を進めることはできず、今後、名古屋市教育委員会文化財保護室や文化庁との協議が必要になる。まずは現状についての届け出を文化庁に提出したのち、これ以上剥離が進まないようくじら像に仮囲いを設置。詳細な調査を実施したうえで、補修のための申請を文化庁に提出する予定。

■ 補修に向けたスケジュール
令和4年度
・現状の届提出
・調査委託・補修計画策定

令和5年度
・文化庁協議・補修方針決定
・予算要求・補修工事

文化財登録以前であれば、剥離した部分のみちゃちゃっと塗装をしていたが、いま、そんなことしたら文化財保護法違反となる(笑)
PR
横井利明
PR
minami758をフォローする
政治家ブログまとめ