大正11年(1922年)、名古屋に誕生した石田流華道会が創設100周年を迎え、記念となる「芸術展」が栄の松坂屋名古屋店南館で開催されている。
私も10月16日(日)午前、芸術展会場に出向き、展示された250点の作品を鑑賞するとともに、お花に関するトークショーを楽しんだ。また、石田流会長であり三代目家元をつとめていた石田秀翠先生、また四代家元・石田巳賀先生にご挨拶を申し上げた。
石田流作品展は、毎年「源氏物語花絵巻」「万葉集花絵巻」「竹林枯山水花図」などのテーマを決め、会員の皆様がテーマの中で様々な工夫をしながら作品作りを進めている。また、石田流華道の特徴はそのダイナミックな華風にある。
四代目家元・石田巳賀先生の「百子同室」、石田流会長の石田秀翠先生の「花宴」などは圧巻。また、中田英雄副市長の奥様の作品も秋の色合いを取り入れ、季節感を感じさせるすばらしい作品。観覧いただいていた多くの皆様の目を楽しませていた。