視察先で
自民党女性局が行ったフランスにおける少子化対策や女性活躍の視察が世間から批判を浴びている。
今回のフランス視察には1人当たり25万円の個人負担があったとのことであり、また、共通経費などの不足分は党の負担(政党助成金は利用せず)で視察したとの報道がなされているが、物価高で生活が厳しかったり、年金手の取り額の減少に苦しむ方々が多い中、観光旅行だと批判を浴びるようなノー天気な写真のSNSへのアップは「感覚がゆるい」といわざるを得ない。
女性局に対しては党本部からも厳重注意がなされたとの報道がなされたが、女性活躍が日本の経済や社会を支える中、本当に残念な事案となってしまった。
私たちも東京等へ予算要望で出かける際も、実のある要望活動を行うことは当然として、「市民から疑念を持たれないような服装」「視察や陳情先での誤解や不信を招くような場所には訪れない」など、相当徹底して対応しているが、この問題を自らの問題ととらえ、緊張感をもって政治活動に努めたい。