道徳開築200年事業

私が生まれ育った「道徳」のまちが、令和3年(2021年)10月、開築200年を迎えるにあたり、道徳学区連絡協議会において、記念事業への検討・準備が進められている。

道徳200年は、伊勢湾台風をはじめとした高潮や津波、豪雨等による水にまつわる災害の歴史だ。道徳学区では、台風時期の直前の7月、学区民総出で、青峯山ちょうちん行列をおこなっているが、この行事の目的は、まさに水害守護を祈念するもの。

さて、道徳200周年記念事業の基本的なテーマは「安心・安全のまち」「愛着の持てるまち」「文化の香り高いまち」の3テーマを検討している。

■ 記念冊子(愛着の持てるまち道徳)
鷲尾善吉翁が道徳前新田を開築した文政4年(1821年)から200周年を迎える令和3年までの200年間の道徳のまちの歴史を、小学生の子どもたちでもわかるような平易な文章で冊子にまとめ、後世に記録を残すとともに、地域住民がこれからもまちを愛し守り抜こうという意欲の醸成につなげる。現在、名古屋市博物館等の協力をいただきながら、かなりの量の資料や写真を集めた。今後、まちの歴史研究家の協力をいただきながら、2年程度かけて編さんを進める。

■ 記念事業(文化の香り高いまち道徳)
道徳のまちは昭和初期には名古屋桟橋倉庫株式会社(創始者:福沢桃介)によって開発。映画の撮影所(マキノ中部撮影所)、観音山、スケートリンク、乗馬クラブ、テニスコート、カフェ、温泉旅館や料亭が立ち並ぶなど、文化の香りあふれる時代の最先端の活気あるまちだった。なお、ヨコイの祖父は昭和初期、道徳のまちで料亭「静月園」を経営していた。

■ 記念式典
道徳学区連絡協議会では、令和3年10月2日(土)、3日(日)を念頭に記念イベントを実施することを検討している。

200周年まであと2年5か月。今後のまちの発展に資するような事業となるよう、さらに皆さんと汗をかきたい。
PR
横井利明
PR
minami758をフォローする
政治家ブログまとめ