名鉄の輸送人員は増えつつあるが…

普段、私が公共交通機関として利用している名鉄。最近、コロナの収束傾向に伴い、利用者が増加しているような印象を受けたことから、名鉄の輸送人員を名鉄IR資料から調べてみた。

■ 名鉄輸送人員
2018年(第3四半期) 2億9,789万人
2019年(第3四半期) 3億639万人
2020年(第3四半期) 2億2,522万人
2021年(第3四半期) 2億4,122万人
2022年(第3四半期) 2億5,940万人

2020年(第3四半期)には、対前年比26%ものマイナスとなったが、2022年(第3四半期)には、2019年度比マイナス15%まで回復。しかし旅客収入はマイナス20%と依然厳しい状況となっている。

名鉄のみならず鉄道業界全体が新型コロナ禍で大きな打撃を受けたものの、コロナ禍が始まってから3年が経過し、社会はコロナ禍前の活動を取り戻しつつあり、鉄道の利用も回復に向かっているようにみえる。しかし、コロナ禍で広がったリモートワークが定着し、通勤客が完全に戻ることは難しいかもしれない。コロナ禍によって、鉄道のあり方そのものが変わりそうだ。
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横井利明
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