マンガ「君の名古屋城」 ひと足早く“竣工”

IMG_3972名古屋城天守閣木造復元事業子ども向け広報ツールであるマンガ「君の名古屋城」が発行され、ヨコイも早速、読ませていただいた。

このマンガは、名古屋城の歴史や文化的価値、天守閣木造復元事業の意義等をマンガを活用し、わかりやすく伝えることで、子どもたちや若者に対する気運の醸成を図ることを目的としている。ヨコイもザクっと読ませていただいたが、名古屋城天守閣にとどまらず、本丸御殿や隅櫓などにも記述が及び、興味深く読める一方で、おじいさんの遺志をついで少年ハルが名古屋城の価値を見出すなど、なかなか泣けるストーリーではある。

なお、マンガでは、天守閣木造復元が実現し、ハッピーエンドとなるが、現実はなかなか厳しい状況であることはかわりない。

■ マンガ「君の名古屋城」作者“甲斐冬雪”紹介
・名古屋市出身
・講談社「週刊少年マガジン」編集部主催第93回新人賞佳作受賞

■ マンガ「君の名古屋城」あらすじ
主人公ハルは、名古屋で生まれ育った若者。高校卒業後、なんとなく名古屋城内でアルバイトを始めて2か月経つが、名古屋城にはまるで興味がない。名古屋城が大好きで毎日のように通うヨシさんは、そんなハルの無関心さを嘆き、名古屋城の素晴らしさ、名古屋城が名古屋の人々にとっていかに誇りであるかを、会うたびにハルに説明しようとする。

最初は反発していたハルであったが、ヨシさんに木造復元後の本丸御殿を案内してもらい、さらに、天守閣の木造復元についても話を聞くうちに、少しずつ名古屋城に興味を持ち始める。

そんなある日、ヨシさんが体調を崩して入院することとなってしまった。ショックを受けるハルが決意したこととは...。

■ 配布先
令和元年11月中旬以降、小学校、中学校、特別支援学校、図書館、トワイライトスクール・ルーム、児童館、市民情報センター等

■ 作成数等
3,000冊、80ページ

■ 事業費
マンガ作成費 292万4,000円
冊子作成費 81万円

■ マンガ「君の名古屋城」(PDF) (←click)
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横井利明
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